多くの場所の汚染レベルはチェルノブイリに匹敵し、少なくとも200年は居住に適さない
チェルノブイリに匹敵する汚染レベル。
日本政府は全て隠蔽(6/10 ABC Lateline/YouTube)
海外の見方「子供に20mSvの被爆をさせるなんて無茶苦茶です」
http://www.youtube.com/watch?v=iL1X4aHA1Pg
pejorativeglut さんが 2011/06/18 にアップロード
豪ABCの「Lateline」という番組から抜粋:
(2011年6月10日放送分)
(上記映像の文字起こし)
日本政府は、3月の福島原発における危機は、
メルトダウンより悪化していると認めました。
国連の核監視機関への公式な報告において、
3うの原子炉の核燃料は圧力容器を通って、
地表に溶けている可能性があると説明しています。
3ヶ月が経過し、ニュースが悪化しつづけているだけでなく、
情報を小出しにしながら継続してシナリオを
変更しているように見えます。
(質問)
このことから、日本政府はこの災害の規模のみならず、
リスクの規模を実際のところ評価できていないと思われますか?
(ピーター・カラモスコス博士
放射線医師:オーストラリア保健省放射能核安全局
放射能保険委員会 代表)
実際のところ、両方だと私は思います。
当初は公表される情報が少なく、それは彼らが
情報を有していないからだと我々は考えていました。
しかし、時間が経つにつれて、我々ははっきりと理解したのです。
我々に小出しにされてきた情報の多くを、早い時期に日本政府の
監督機関は把握していたのです。
しかし、その情報は単に公表されなかっただけなのです。
タイムリーな情報が無いわけですから、
当然、対応策を取ったり、最適な公衆衛生を導入したり、
公衆衛生に関する最適な決断を
することができません。
結果、これが日本の人たちが直面しているリスクなのです。
(質問)
ということは、何がわかっていて
何が公表されていなかったと、
あなたはお考えですか?
あなた自身はどのようにそのことを知ったのですか?
(ピーター・カラモスコス博士)
我々は、日本にスピーディというシステムがあることを
知っています。これは、大気中の放射能放出を監視する
システムであり、日本全国をカバーしています。
このシステムが何をするかというと、
あらゆる特定の場所における放射線レベルを評価し、
気象情報を踏まえ、予想される量というよりは
むしろ、あらゆる特定の場所において予想される
汚染レベルを算出します。
そして、さらに、ある期間に渡って積算し、
日本の特定の場所におけるトータルの積算被爆量を
算出することができます。
このシステムは日本政府によって
運用されているのですが、
災害発生後の2ヶ月間、これらのデータは、
一般大衆から隠蔽されていました。
そして、日本政府は、ついに5月の初頭に
このシステムにエラーがあったこととデータを公表する
準備をしているということをしぶしぶと認めたのです。
現在、これがどにょうなものなのかは、
ウェブサイトで確認ができます。
さて、彼らはデータを知っており、
予想される汚染について知っていたのです。
さらに、その時、同位元祖についても
知っていたのです。
だから、彼らは当初から炉心がダメージを受け、
使用済み燃料プールも影響を受けていると
発表できたし、事故の深刻さを推定することができたのです。
このような情報を彼らが公表しなかった理由を
彼らは5月に説明しています。
住民を混乱に陥れたくなかったというのが理由なのですが、
馬鹿げています。
CTBT(包括核実験禁止条約)の監視データを
利用しているオーストラリア側では、
北半球の観測所が最初の1週間から10日の間に、
福島周辺20キロメートルの範囲内の汚染レベルは
チェルノブイリのそれよりも、
恐らく高くなるだろうと評価しました。
さらに、コンピュータによるモデリングを行い、
周辺200キロメートルまでの汚染レベルを評価
することができました。
なお、これは、オーストラリア側のものです。
日本側はもっと信頼のおけるデータを
持っていながら、自らの言葉で、
一般大衆から隠蔽したのです。
(質問)
健康に及ぼすその他の影響は何でしょうか?
それらはどれだけ早く顕在化するのでしょうか?
また、誰が最も影響を受けやすいのでしょうか?
(ピーター・カラモスコス博士)
最も影響を受けやすいのは子供たちです。
子供たち、特に幼児は癌の誘導率が
3倍から4倍と高いのです。
同じ照射量に対して、女性は男性と比較して
癌になる可能性は1,5倍なのです。
しかし、先ほど述べたように、
これらのことが表面化するのには時間がかかります。
また、我々がそれらの検出が常に出来るのであればです。
適切な研究がなされないのであれば。
子供たちのことで、この点に付け加えたいと思います。
日本政府は避難区域外の子供たちが受ける放射線量の
上限値を年間1ミリシーベルトから
20ミリシーベルトに本当に引き上げたのです。
彼らが子供たちを避難させたくない理由として、
子供たちから教育の機会が奪われることに
なるからだと彼らは言っています。
しかし、これは無茶苦茶な計画です。
彼らは不必要なリスクを子供たちに負わせているのです。
事実、この無茶苦茶な決断を日本政府に
撤回させようとする世界的なキャンペーンが医師たちによって、
ちょうど今、行われているのです。
さらに、この決断の結果、日本政府の科学顧問が
辞任しています。
(質問)
ピーター・カラモスコスさん、避難している人々は、
最終的に家に帰ることが出来るのでしょうか?
(ピーター・カラモスコス博士)
日本政府は避難は一時的であり
避難している人々は戻ることが出来ると言っているのですが、
わたしはちょっと困惑してしまいます。
何故かというと、多くの場所において
汚染レベルはチェルノブイリの避難地域レベルに匹敵し、
25年後も状況は変わらないことを
我々は、分かっているからです。
これらの地域は、もはや明確でありますが、
あまりにも高濃度に汚染されているので、
少なくとも200年間は、居住には適さないのです。