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2012年9月 5日 (水)

桐生の放射能汚染は西ドイツやイタリア以上!

【木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます。」】

いったい、どのくらいの土壌汚染から凌げなくなるとかんがえるのか

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/3e2e18a95f357c459e2cc55833ae4010

いったい土壌汚染はどの程度の数値から警戒をすべきなのでしょうか。これに確定的な数値は、もちろんありませんが、何か目安になることはないかと考えています。さらに、ベラルーシの女医を囲んでの勉強会が、京都では本日午後五時から開催しますが、その席でもいろいろ確認したいと思います。彼女が話しているα線核種が、この福島第一原発事故で放出されているものが、チェルノブイリよりもかなり多く、そのために健康被害の状況が悪化拡大するスピードが早く、甚大であるなら、想定はもっともっと厳しくなります。

 小出先生が「1Bq/㎡はびっくりして、私だったらその場には入らない」という発言をしていますが、この数値はBq/kgに直すと、150Bq/kg位です。

また、チェルノブイリに詳しい専門家は「3000Bq/㎡から、健康被害がおきる可能性は否定できない」とも言います。これは、50Bq/kgです。

チェルノブイリ後のフランスの平均的な汚染は30Bq/kg西ドイツは90Bq/kg、イタリアは100Bq/kg。西ドイツやイタリアでは健康被害はおきていて、フランスは平均的な場所ではほぼおきていない。

こう考えると、100Bq/kg程度から注意が必要になると僕は思いますし、150Bq/kgで、立ち入りたくないと言う感覚も理解できます。僕は考え方としては、自宅や周辺環境の平均的な数値が100Bq/kg位までなら、凌ぎたいと思う方が凌いで、すごすことはできるのだろうと思っていました(もちろんこの数値以下で、健康上の不安を覚える方が避難することは、当然の考えと思います)。ここ以上の数値の二倍、とか三倍程度、つまり200から300Bq/kg位から凌ぐことは難しいと考えています。子どもや妊婦、妊娠可能な女性に首都圏からの退避を呼びかけるのは、ほとんどのエリアで200Bq/kg程度の汚染が、自宅かその周辺にあるという現実が分かっているからです。

これは、ストロンチウムが都内、埼玉、神奈川などで、数十Bq/kgから数百Bq/kgの汚染が普通にあること。東葛地域では、プルトニウムも検出されている情報もあることなどを考え、ベラルーシの女医のα線核種からみた示唆も考え合わせると、判断はシビアになるしかありません。

--------------------(ブログより、一部抜粋)----------------------

桐生はキログラムあたり300ベクレル以上あります。山間部ではありません。新宿、境野、桜木、菱、広沢などです。健康被害が出ている西ドイツやイタリアの3倍以上の数値で汚染されています。

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