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アップル サムスン主力機も訴訟対象に9月5日 8時44分
アップルは韓国のサムスン電子との特許を巡るアメリカでの裁判で、サムスンが主力商品と位置づける最新のスマートフォン「GALAXYS3」についても特許を侵害されたとして訴訟の対象に加え、両社の争いは一段と激しくなりそうです。
ただ裁判所はこの裁判の審理を2014年に始めるとしており、次々に新しい機種が登場するスマートフォンの分野で、新たな訴えがどこまで効果をもつのか、専門家の中からは疑問視する声も上がっています。
カリフォルニア州の連邦地方裁判所の陪審は、先月、サムスンがアップルのスマートフォンのデザインなどの特許を侵害したとして、サムスンに対して日本円で820億円余りの損害賠償の支払いを命じる評決を言い渡しました。
アップルはこれとは別の裁判でサムスンの17の機種が端末の操作性などについての特許を侵害したとしてサムスンを訴えていましたが、先週、訴えの内容を修正し、新たにサムスンが主力機種と位置づけている「GALAXYS3」など4つの機種についても、訴訟の対象に加えていたことが分かりました。
アップルがカリフォルニアでの裁判の評決を追い風に、サムスンの主力商品をも標的にしたことで、両社の争いは一段と激しくなりそうです。
ただ裁判所は、この裁判の審理を2014年に始めるとしており、次々に新しい機種が登場するスマートフォンの分野で、新たな訴えがどこまで効果をもつのか、専門家の中からは疑問視する声も上がっています。
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