定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

発達障害と自律神経

2011-05-09 07:21:06 | 日記
さて、本作りの最後の最後になって
脳みそ先生が自律神経に関する論考を送ってくださった。

一瞬迷った。載せるかどうか。
これははっきり言って、かなり難しい。
漢字のずらずら連なったテクニカルタームが並んでいる。

まずは自分が理解しようとぎゅうぎゅう頭を絞って読んでみた。

そしてやっぱり載せなくちゃ、とわかった。

だって自律神経の不調って、多くの発達障害の方々が感じているでしょ?

生まれつきのものだと思ってきた、私は。

でもそうとは限らないかも。

小さいときからの環境で、どうにかなる部分もあるのかも。

そう感じたのだ。

私はASDの人が社会進出するとき
まず問題になるのは自閉的な部分より

・自律神経等体調の安定を図る部分の不備
・学習障害的要素

だと思ってきた。
自閉の部分は、認知の掛け違いとかあると本人も周囲もつらいだろうけど
でも社会には「変人枠」もあるし、と思ってきた。

でも発達障害について色々なことがわかるようになってきて
学習障害が治り
自律神経を育てることができるのなら
もうあんまり困らないんじゃないかな。

その糸口になりそうな情報なのでのっけることにした。

性器露出少年の父ことベムは、神田橋先生の本が出る前
「まともな医者が花風社を相手にするか」と暴言を吐いていた。
それがウソだと本が出たら証明されたわけだが。

なぜ私がこういうことを持ち出すかというと
それはベムに謝ってほしいわけでもなければ「かまって」ほしいわけでもない。

当たり前だ。
私は向こうから絡まれるまで存在も知らなかったんだから。

私がベムに望むことがあるとすれば
「自分の予測は当たらなかった。少なくとも花風社に関しては」
これを自覚してもらいたいだけだ。

自分が「治る」というのが政治的に正しくないと思うのならその路線でお子さんを育てればいい。

ただ「治る」にも色々ある。
言われなき恐怖心を緩和する作用を持つ方法が発見されたら
それは「自閉症が治る」にはならなくても
自閉っ子の生活を一つラクにすることになる。

違う?

そういう情報を知りたい人もいる。知りたい人には知る権利がある。

知りたくない人は読まなければいいだけ。
他人が知るのを邪魔することはない。

なのに絡んでくるとしたら
それは他人の自由を侵害しようとする行為でしょ?

違う?

それが私の理解なんだけどね。
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