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日本プロ野球選手会が一転して参加を表明した第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)について、関西大大学院の宮本勝浩教授(67)は4日、大会がもたらす経済効果を「3連覇すれば、最低でも550億円には達します」と推測した。2連覇の実績と不参加から転じた勢いで、少なくとも前大会の試算を上回ると明言した。
さまざまな事象の経済効果を算出することで知られる宮本教授は「日本、WBC参加」の報を受け、瞬時に明言した。「3連覇すれば、最低でも550億円には達してくるでしょう」。ひとつの数字を算出するために、時には1か月間もかけてデータを集める教授には珍しい「即答」は、WBCが持つ価値を物語っていた。
基準とした「550億円」は、宮本教授が2009年の前回大会で算出したV2経済効果の数値。当初の内訳として宮崎合宿で約53億円、日本開催の強化試合と第1ラウンドの試合で約106億円、米国開催の第2ラウンドやテレビ放映権料など226億に、波及効果を合わせた総合的経済効果を506億円と試算していたが、大会後、優勝記念セールなどの影響を加えて550億円に上方修正している。
宮本教授が550億円を最低ラインとするのは、2つの根拠がある。連覇の実績による注目度と、不参加から参加に転じた経緯だ。
「このような背景があって迎える大会なので特に盛り上がる。つまり、経済効果が期待できるのです」。06年の第1回大会は364億円(第一生命経済研究所による算出)だった数字は、第2回で200億円近く上昇しているだけに、さらにジャンプアップする可能性もありそうだ。
今大会の詳細な経済効果を算出することについて、宮本教授は「WBCの規模になればデータを集めるのも大変。メディアの方にもご協力いただければと思っております」と呼び掛けている。
(2012年9月5日06時03分 スポーツ報知)
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