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2012年9月4日(火) 19:30 |
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「かがわイノシシ塾」スタート
イノシシなどの鳥獣による被害は全国的に増加傾向にあります。 香川県は、こうした被害を防ぐため、イノシシ対策の指導者を養成する「かがわイノシシ塾」とスタートさせました。
かがわイノシシ塾は、イノシシなど鳥獣による被害対策の指導者を養成し農作物被害を防ごうと、香川県が今年度に始めました。 会場には、自治体やJAなどの担当者のほか、実際に被害にあっている農家の人など60人が集まりました。 香川県のイノシシの捕獲数は、2000年に約1000頭でしたが、その後、毎年増え続け、昨年度はおよそ5600頭にのぼっています。 また、イノシシによる農作物の被害額は、昨年度およそ1億1400万円で、5年前の1.5倍に増えています。 香川県の研究員は、「イノシシを捕獲するだけでなく、人がイノシシを寄せ付けない地域を作ることが大切になってきている」と話します。 かがわイノシシ塾では、イノシシ被害に対して地域が一体となった取り組みを進めていくことにしています。 かがわイノシシ塾は、今年度、あと2回開かれる予定です。
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