| 2012年 9月 4日 |
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逃走車屋根に30分
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女性は車の屋根に30分間しがみつきました。4日、高松市で28歳の男が知人の女性から現金約5万円を奪い、車で逃走した時に女性を振り落とそうとしたとして事後強盗の疑いで逮捕されました。4日午前6時半頃、高松市に住む25歳の女性店員のアパートに知り合いの男が押しかけ財布から現金約5万円を奪って逃げました。その際、女性が男の軽乗用車の屋根に付いているルーフキャリアにつかまりましたが男は約30分にわたって急発進や急停車を繰り返しながら走りました。目撃者からの通報で駆けつけた警察官が約10キロ離れた高松市岡本町の路上で発見し、男を事後強盗の疑いで現行犯逮捕しました。女性にケガはありませんでした。逮捕されたのは綾川町の飲食業、角田雄一容疑者で警察の取り調べに対し、「振り落とすつもりは無かった。貸していた金を返してもらっただけ」と供述し、容疑を否認しているということです。警察が詳しい動機などを調べています。
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小学生が防災を学ぶ
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地震や津波で自分たちの住む地域がどのような被害を受けるのかを学び、防災に役立てようという取り組みが瀬戸内市の小学校で始まりました。これは瀬戸内市が児童への防災教育を進めようと初めて企画したもので、牛窓北小学校の4年生と5年生22人が参加しました。児童たちは地図に自分の家や登下校のルートを書き込んだ後、津波ハザードマップと見比べ、どこで浸水したり土砂崩れが起こるかなど危険箇所を確認していきました。内閣府が先月発表した南海トラフを震源とする地震の被害想定によりますと、瀬戸内市では最大で4メートルの津波が押し寄せるとされています。児童たちは来年1月には避難所などを書き込んだマップを自分たちで作り、実際に地域を歩いて避難経路や危険箇所を確認するということです。
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学校防災に専門家派遣
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巨大地震や津波に備えようと、防災の専門家を学校現場に派遣する学校防災アドバイザー活用事業が、岡山市で始まりました。派遣されたのは、地震学の専門家、岡山理科大学の西村敬一教授で、揺れが1分続けばマグニチュード8クラスの巨大地震が発生したと考えて行動に移るよう呼び掛けました。さらに、今回対象となった七区小学校は干拓地にあるため、液状化で堤防に被害が出ると、周辺の川から水が流れ込む可能性があり、津波の前に別の水害が発生する恐れがあると訴えていました。学校防災アドバイザー活用事業は、岡山市教育委員会が実施しているもので、岡山市内の5つの学校に専門家を派遣し、その地区にあった危機管理マニュアルの見直しを進めます。
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高谷市長がユネスコへ
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岡山市の高谷市長は来月、フランス・パリのユネスコ本部を訪れ、再来年の秋、岡山市で開催されるユネスコの国際会合に幹部の出席を依頼することを明らかにしました。これは4日開会した9月定例岡山市議会の提案理由の説明の中で明らかにしたものです。岡山市では再来年秋、ユネスコなどが主催する持続発展教育、ESDに関する世界会議が開かれます。貧困や紛争、環境問題など世界で起きている問題の解決を目指すもので5つの公式会議に政府や世界各国から少なくとも3000人が参加すると見られています。高谷市長はこうした会議を岡山市を世界にアピールできる機会ととらえ、来月10日、パリのユネスコ本部を訪れ、幹部に公式会議に出席してもらうよう依頼するということです。国連機関の会議が岡山市で開催されるのは初めてで、市では運営体制の整備を進めることにしています。
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