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経済
大阪最後の一等地「うめきた」 開業へ準備着々
2012.9.3 16:01
“大阪最後の一等地”といわれるJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた(梅田北ヤード)」。その先行開発区域「グランフロント大阪」の開業が平成25年4月下旬に迫り、準備が着々と進行している。
環境やロボットなど先端技術の研究、情報発信を行う中核施設「ナレッジキャピタル」は新しい事業の創出を狙う交流サロンの会員募集を始めており、申し込みは順調だ。メルセデス・ベンツ日本(東京)の情報拠点の開設や、英国系高級ホテル「インターコンチネンタルホテル大阪」の25年初夏の開業も決まった。
延べ床面積約1500平方メートルの交流サロンは、24年4月から会員の受け付けを始め「大手からベンチャーまでの企業の社員や大学関係者から申し込みが来ている」(施設運営会社)。運営側は、有意義な交流サロンにするためのノウハウの獲得を狙い、毎週木曜日の夜に大阪市北区で30~50人規模の交流会の開催も続ける。
ナレッジキャピタルへの企業誘致も進んでおり、企業の入居を予定する面積のうち約9割が埋まった。メルセデス・ベンツ日本は自動車の展示スペースとカフェを併設した拠点を25年4月につくる。淀川キリスト教病院(大阪市)は最先端の技術を導入した健康診断センターを設け、アジアなど海外から来る人の健診需要にも対応する。
インターコンチネンタルホテル大阪は8月、大阪市内に開業準備室を開設。結婚式や企業が開く会議の営業に取り組む。
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