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秋山監督 WBC日本代表指揮官に一本化へ 王会長から非公式打診

選手会がWBC参加正式表明

12年3月の東日本大震災復興支援ベースボールマッチで侍ジャパンの監督を務めたソフトバンクの秋山監督
12年3月の東日本大震災復興支援ベースボールマッチで侍ジャパンの監督を務めたソフトバンクの秋山監督
Photo By スポニチ

 日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(35=阪神)は4日、甲子園で会見を開き、来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への不参加決議を撤回し、出場することを表明した。大会3連覇に向け、今後はチーム編成に焦点が集まるが、日本代表監督は複数の候補者の中からソフトバンクの秋山幸二監督(50)に一本化する方針であることが判明。V3へ向け、侍ジャパンがいよいよ動きだす。

 混迷が続いた日本代表の監督問題で、ようやく一つの方向性が出た。複数の候補者の中から一本化された秋山監督は、09年からソフトバンクを率い、就任3年目の昨季はリーグ2連覇と、8年ぶりの日本一を達成した。今季も一時の低迷から脱し、逆転優勝を狙える位置につける。指揮官としての実績は、WBC3連覇を狙う日本の采配を振るに値する。

 すでに3月の復興支援試合・台湾戦(東京ドーム)でも日本代表「侍ジャパン」の指揮を執っており、12球団から監督選考を一任されている加藤良三コミッショナーは「3連覇を狙える人物」として、前回大会で日本を2連覇に導いた巨人・原監督と並んで、有力な候補に挙げてきた。

 加藤コミッショナーは、7月上旬にセ・リーグのある球団幹部に対し、原監督への就任要請の意思を明かしたが、7月20日の日本プロ野球選手会のWBC不参加表明で頓挫。原監督自身も固辞する意志が固いことから、ここにきて秋山監督で候補を一本化する方針を固めた。すでに加藤コミッショナーの特別顧問を務めるソフトバンクの王貞治会長が、秋山監督へ非公式に就任を打診している。

[ 2012年9月5日 06:00 ]

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