練習ラウンドで笑顔を見せる立浪和義氏=三重・涼仙GCで
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元プロ野球・中日の名選手で、本紙評論家の立浪和義氏(43)が、今週の男子ツアー、トーシン・トーナメント(6〜9日、三重・涼仙GC)に主催者推薦で出場する。ツアー参戦は初めて。4日は練習ラウンドに臨み、スコア70台を目標に掲げた。
厳しさは重々承知。でも、挑むからにはベストを尽くす。主催者推薦で元巨人の桑田真澄氏とともにツアーに初出場する立浪氏。「プロの中で緊張すると思うし、ミスもすると思うけど、一打一打に集中したい。予選通過より、今回はプロのセッティングで70台を出すのが目標です」。未知の舞台を前に、静かに意欲を口にした。
球界では知られたゴルフの名手。現役時代、ハワイでの名球会のコンペで70をマークしたこともある。「引退して下手になった」と苦笑するが、ハンディは4。「ゴルフは難しい。でも、うまくいかないから、やりたくなる」と笑う。
この日は予選でも同組となる上田諭尉、高山準平と練習ラウンド。「幸運にもこういう機会をいただいた。一人でも多くギャラリーの皆さんに見ていただければ」。球場でファンを魅了したミスタードラゴンズ。今度はコースで熱い声援に応える。
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