秋場所(9日初日、東京・両国国技館)で3場所ぶりの賜杯を狙う横綱白鵬(27)=宮城野=は4日、前日に続いて東京都墨田区の時津風部屋へ出稽古。大関鶴竜と14番の申し合いをして10勝4敗と好調を維持している。
稽古後は無言で部屋に戻ったが、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「今回は必ず(賜杯を)取りたいと思ってますから。いろいろ試してる。調子がいいようだ」と太鼓判を押した。
白鵬が優勝すれば、日馬富士が挑む新横綱誕生は厳しくなるが、宮城野親方は「お互い全勝で対戦してもらいたい」と話した。 (岸本隆)
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