今日(米国時間9/4)AntiSecのハッカーらが、iPadおよびiPhoneのUDID約1200万件を含むデータベースを、FBI従業員が所有するコンピューターから入手したと主張した。本誌のSarah Perezが、この事件の「その深刻さと影響の可能性について報じている。しかしFBIは、その主張に反論する声明をAllThingsDに送った。
「FBIは、FBIのノートパソコンが侵害され、Apple UDIDに関する個人情報が暴露されたとする記事が報道されたことを認識してる。現時点でFBIのノートパソコンが侵害されたこと、あるいはFBIがこのデータを探索あるいは入手したことを示す証拠はいずれも存在しない」と声明は語っている。
さらにFBIは、問題の記事が「事実無根」であるとツイートしているが、AntiSecが報じられている1200万件のうち100万件の盗難IDを公開したことは事実であり、自分のIDが被害にあったかどうかをチェックするツールも出現している。要するにFBIの声明は(真の情報源については何も語っておらず、説明されている方法で盗難されたことを示唆する証拠がないとだけ言っている)、むしろ新たな疑問を生んだだけだ。情報が入り次第続報をお届けする。
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(翻訳:Nob Takahashi)