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2012年9月4日15時44分

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折れたバットがスタンドに 顔を負傷の女性、阪神を提訴

 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)でプロ野球を観戦中、折れて観客席に飛んできたバットが顔に当たってけがをしたのは、安全設備が不十分だったためだとして、兵庫県内の30代女性が、主催者の阪神タイガースに約1300万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁尼崎支部に起こした。

 女性の代理人弁護士によると、女性は昨年10月19日、ベンチ近くの三塁側観客席で阪神―横浜戦を観戦。4回裏に阪神の選手の打球が二ゴロとなった際に、折れたバットの一部が観客席に飛び込み、女性の右ほおに当たって裂傷を負い、傷痕が残ったという。

 代理人弁護士は「フェンスなど安全設備の不備があり、笛を吹くなど観客への配慮が不十分だった。観客の安全を考えてもらうきっかけになってほしい」と主張している。

 阪神タイガース広報部は朝日新聞の取材に「現時点で訴状の内容を確認できていないのでコメントできない」と話している。

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