ハマの番長　思い出の日に白星　４９日ぶりトンネル抜けた

　ＤｅＮＡが連敗を３で止めた。０−１の２回に筒香の適時打で同点とし、４回に筒香の適時二塁打で勝ち越した。三浦は８イニング１失点で７月１７日以来の９勝目。山口は通算１００セーブ。ヤクルトは２分けを挟んだ連勝が３でストップ。

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　ハマの番長が、記念の日に長いトンネルを抜けた。ＤｅＮＡの三浦が、７月１７日以来４９日ぶりとなる９勝目。９月４日は、くしくも、プロ２年目だった１９年前の広島戦（北九州）でプロ初勝利を挙げた日だった。

　「人に言われてそうだなと思っていましたが、マウンドに上がれば気持ちは一緒。でも、１９年後にやっているとは思いませんでした」。初勝利から勝ち星を重ねて、これで１５２勝。この夜は、初白星の日に生後４カ月だった１９歳の高城とのバッテリー。変化球を主体に打たせて取って８イニングを１失点に抑えた。

　最近悔しかったことは試合と重なって、敬愛する矢沢永吉のコンサートに行けなかったことという。「格好いいから曲は全部好き。車の中で行き帰り必ず聞いてます」。この１２月で３９歳。成り上がりを誇る永ちゃん魂を胸にまだまだ勝ち星を積み重ねる。　（後藤慎一）