中国:唐元外相、尖閣問題で日本に冷静な対応促す
毎日新聞 2012年08月29日 20時52分(最終更新 08月29日 21時23分)
唐氏はそのうえで、2010年の漁船衝突事件による日中関係悪化の教訓も踏まえ「三つの必要」として(1)領土問題の存在を認める(2)争いを棚上げし、問題を激化させない(3)関係の安定のために有意義なことを実施する−−ことを挙げた。さらに「三つの不必要」として(1)一方的な行動を取らない(2)事態を複雑化させない(3)事態を拡大化させない−−ことを目指し、努力するよう日本側に促した。
また丹羽宇一郎駐中国大使の公用車に対する襲撃事件について「非常に無礼なことになった。あのような行為は愛国的とは言えず、むしろ『害国者』でごく少数だ」などと遺憾の意を表明し、公安当局の捜査が進んでいるとした。
※は王へんに旋