東日本大震災:57小中学校給食、放射性物質検査 来月から県教委 /新潟
毎日新聞 2012年08月31日 地方版
県教委は30日、新潟市や湯沢町など県内6市町の小中学校57校の給食について、放射性物質の検査をすることを決めた。期間は9月24日から来年2月18日まで。
月曜に調理された給食を毎週火曜に検査し、結果は県のホームページで公表する。国が定める一般食品の放射性セシウムの基準値は1キロ当たり100ベクレルだが、この日開かれた「県学校給食モニタリング事業調査委員会」で、専門家からより厳しい基準にすべきだとの意見が出たため、今回の検査では20ベクレルに設定する。もし検査の結果が20ベクレルを超えた場合は、追加調査を実施する。【川畑さおり】