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【社会】

太陽光パネル盗み自宅の電気賄う 長野県警が男逮捕

2012年9月3日 20時48分

 長野県警捜査3課と阿南署は3日、自宅の小屋の電気を賄うため太陽光発電パネルを盗んだとして、窃盗の疑いで浜松市西区大山町、自称建設業橋本康宏容疑者(47)を逮捕した。

 逮捕容疑は2007年7月から08年4月まで4回にわたり、愛知県豊根村と同県新城市の工事現場で、太陽光発電パネル7枚と工事用仮設信号機1台(46万円相当)を盗んだとされる。

 橋本容疑者は「発電用にパネルを買った。信号機はパネルを買った時についてきた」と否認している。

 阿南署によると、橋本容疑者は実家そばにトタン張りの小屋(約13平方メートル)を建て、1人で住んでいた。小屋には電気が通っておらず、逮捕されるまでの約5年間、盗んだ太陽光発電パネルの電力を頼りに照明や冷蔵庫、テレビなどを使って暮らしていたという。以前は足場の組み立てなど建設業を営んでいたが、ここ数年は特に仕事をしていなかったという。

 橋本容疑者は6月、長野県阿南町で自動販売機を壊して3千円を盗んだ疑いなどで逮捕、起訴されている。捜査員が小屋を家宅捜索した際、小屋の屋根に設置された発電パネルが見つかった。

 (中日新聞)

 

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