最新ホットニュース11! 2007/02/01更新 


 もちまきや祈とう! 

 多気で「18日に近長谷寺厄除大会式」が新聞に掲載されました。 

 多気郡多気町長谷の丹生山近長谷寺(岡本祐範住職)で、2月18日午前11時から午後3時ごろまで、春季厄除(やくよけ)大会式が開かれる。
 同寺は885(仁和元)年に豪族の飯高諸氏らにょって創建されたもので、本尊の「十一面観音立像」は国の重要文化財に指定されている。毎年観音様の命日の2月18日に会式を行っており、多くの人でにぎわう。
 当日は、終日十一面観音像が開帳されるほか、岡本住職による厄よけ祈とうや祈願が行われる。午前11時と午後1時には護摩がたかれ、正午と午後3時からはもちまきが、午後2時から岡本祐真副住職による法会がある。厄年の人がもちをまくと厄も一緒に飛んで行き、もちは空中で仏様が供養して福に変わるので、拾った人には福が来るという言い伝えがある。同寺では多数の参拝を呼び掛けている。
 詳しい問い合わせは、多気町観光協会TEL0598(38)1117 へ。
 
(平成19年1月30日付け夕刊三重新聞より)
Photo:昨年の近長谷寺厄除大会式の模様

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 阪神淡路大震災の教訓聞く! 

 多気で「17日の聴講募る」が新聞に掲載されました。 

 県と多気郡多気町は、2月17日午後1時半から、同町民文化会館で、兵庫県淡路市企画部まちづくり政策課参事・富永登志也氏の講演会「阪神・淡路大震災を体験して」を開く。現在聴講者を募集している。
 東海、東南海地震などの大災害が近い将来に発生すると予想される中、被害を最小限にとどめるため、その備えについて県民の意識向上を図るために開く。講師の富永氏は阪神・淡路大震災当時、旧北淡路町総務課副課長で消防防災担当として災害復旧活動に当たった。
 当日、富永氏は被災地で多発した火災現場での救助活動の様子などを話し、その教訓から得た備えについて説く。
 また、正午からは非常持ち出し品、備蓄品の展示が行われるほか、地震体験車も出動し災害への備えを呼び掛ける。
 聴講は無料で、事前申し込みは不要。詳しくは同町総務課TEL0598(38)1111 へ。
 (平成19年1月30日付け夕刊三重新聞から)

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 和紙で創作、ひな人形! 

 多気で「創作和紙人形展」が新聞に掲載されました。 

 多気郡多気町朝柄の町勢和図書館で3月11日まで、桃の節句にちなんだ創作和紙人形展が開かれている。同町三疋田、町多気郷土資料館臨時職員・逵博子さん(66)が作った6種類のひな人形などが展示されている。
 逵さんは、伊勢市で桃女会という創作和紙人形のグループを主宰する姉・市川つね子さん(84)の手ほどきで、10年ほど前から人形作りを始めた。数年前からは、自宅や町のイベントで作り方を教えている。
 同展には京風の童びなと、伝統的な内裏びな、立ちびな、三人官女など、ここ1、2年の作が展示されている。「三人官女は、仕事を離れてお話している様子の、遊びの三人官女」と話す。
 図書館に隣接する町勢和資料館で開催中の古文書の企画展で、昔の寺小屋を人形で再現したものも逵さんの作。その展示を行っていた際に、図書館でひな人形を展示して欲しいと依頼を受け、今回の展示となった。
 (平成19年1月30日付け夕刊三重新聞から)
Photo:ひな人形など6種の創作人形が飾られたケース

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 大紀のイメージ探す! 

 大紀で「観光キャラ作りへ一歩」が新聞に掲載されました。 

 松阪市殿町の松阪工業高校繊維デザイン科2年生37人が30日、大紀町内を巡り、同町から委託された観光キャラクター作りのヒントを採った。
 同町が松阪地方の高校と提携して取り組む観光振興策の一環。多気町相可の相可高校食物調理科との協力による新たな郷土料理作りに続く第2弾として、観光キャラクター作りに乗り出した。
 生徒たちは、大内山ふれあい牧場や七保牛の肥膏農家など、大紀町の観光や特産物にまつわる代表的な施設を訪れ、視察や体験を通じて同町のイメージをふくらませた。
 海水浴場や飲食施設などがある「錦向井ケ浜遊パークトロピカルガーデン」では、地元の谷口ちほせさん(63)の手ほどきで、プリの若魚ワラサを用いた郷土名物「べっこうずし」作りを体験。酢飯に一口大のワラサを乗せ、錦糸卵や青じそ、青のりなどを添えた漁師料理に舌鼓を打った。
 初めて大紀町を訪れた田畑朋恵さん(17)は「海や川、山の美しさが印象的。豊かな自然を作品に反映させたい」と話した。観光キャラクターは生徒1人1人が3月末までに候補作を提案し、同町が選考。4月以降、PRグッズなどの商品開発に取。組む。
 (平成19年1月31日付け中日新聞から)
Photo:谷口さんの手ほどきで「べっこうずし」作りを楽しむ松阪工業高校の生徒たち

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 武四郎の晩年を紹介! 

 松阪で「書簡や旅行記を展示」が新聞に掲載されました。 

 幕末の探検家で、北海道の名付け親として知られる松浦武四郎(1818〜88年)の晩年を紹介する企画展「武四郎の晩年」が、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館で開かれている。2月4日まで。
 武四郎は63歳から70歳まで毎年、日本各地を旅行するなど、老いてもなお精力的に活動を続けた姿を知ってもらおうと、記念館が企画。政府の職を辞した53歳から71歳で亡くなるまでに記した書簡や旅行記など、いずれも県指定文化財の27点を出展した。
 当時は未開の地だった三重県と奈良県の境に位置する大台ケ原を68歳で初めて探検し、山頂からの景色を描いた縦1.8メートル、横1メートルの「大台山頂眺望図」や、菅原道真を祭る全国の25天満宮を仲間と手分けして回った際に奉納した銅鏡の拓本などを展示。亡くなる直前まで好奇心を持ち続けた武四郎の姿をうかがうことができる。
 入場料は18歳以下が200円。一般300円。
 (平成19年1月31日付け中日新聞から)
Photo:武四郎が晩年に記した資料を見る来場者

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 郷土料理でおもてなし! 

 松阪で「来月28日、四日市で披露」が新聞に掲載されました。 

 松阪市岩内町の女性グループ「アグリロマン三重・ゆかり会」(澤井弘子会長、10人)が30日、同所の岩内集会所で開かれた松阪地域地産地消・観光振興推進委員会の会議で、地元郷土料理を作り出席者をもてなした。
 地元の岩内瑞巌寺や周辺の再興を願い、郷土料理を作り続けている同グループ。2月28日には、四日市市陶栄町のレストラン「こらぼ屋」で、一日シェフを務め、自分たちの料理をランチとして提供することになっている。
 この日は、朝からシソめしや豆腐田楽などを調理。梅干しを作るためのシソを乾燥させてほぐした「ゆかり」をご飯に混ぜたり、豆腐と手作りこんにゃくをくしに刺し、自家製みそを付けて焼いたりした。
 岩内町では、春まつりのころに、各家庭がシソめしや田楽を作って、親せきをもてなした風習がある。田楽用の焼き窯や木製器が各家に残り、岩内瑞巌寺でも地元料理として、訪れた人たちに食べさせていたことがあるという。
 会員たちは「地元以外で作るのは初めて。腕試しです」と話していた。
 (平成19年1月31日付け伊勢新聞から)
Photo:「ゆかり会」が作った地元料理のシソめしや田楽

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 食育コンクールで審査委奨励賞受賞! 

 松阪で「健全な食生活を実践」が新聞に掲載されました。 

 松阪市曽原町の市立天白小学校(中野恭校長)が「地域に根ざした食育コンクール」(農水省提唱、農山漁村文化協会など主催)の審査委員会奨励賞を受賞した。
 同コンクールは「健全な食生活を実践する食育の推進」を目的に、地域に根差した食育活動を展開している団体などを表彰している。県内での受賞は同校だけという。
 天白小は平成16〜18年度、地元農家にも協力してもらいながら、児童たちに米や大豆の生産、加工を体験させたり、「松阪牛」の肥育から解体までを見学するなど、食材のルーツを探る体験学習を展開。給食の献立づくりや食生活の見直しに発展させた。
 中野校長は「地域の生産者や関係機関と連携しながら、食育への関心向上を目指した学校の取り組みが表彰されてうれしい」と喜びを語った。
 (平成19年1月31日付け伊勢新聞から)
Photo:賞状を手にした中野校長

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 老朽化で新築の校舎お披露目! 

 多気で「けさ佐奈小しゅん工式」が新聞に掲載されました。 

 多気郡多気町合併後初の建築物となる同町仁田の町立佐奈小学校(吉田国重校長、130人)新校舎しゅん工式が、きょう31日午前9時半から行われ、来賓76人が出席。県内でも珍しいスキップフロアや各教室に設けられた談話コーナーなどを視察した。
 同校の旧校舎の老朽化や2001年に行った耐震調査で信頼できる結果が出ないことから、校舎の新築を決定。05年6月から工事が開始され、今月13日に受け渡しが行われた。
 新校舎は鉄筋コンクリート造2階建てで延べ2776.63平方メートル。指名競争入札で、設計は約2200万円掛けて日新設計鰍ェ、施工は約6億円で日本土建鰍ェ担当した。
 また、校舎屋上に設けられた発電量30キロワットの太陽光発電装備は、設計162万円で日新設計鰍ェ、2300万円で潟gーエネックが担当した。
 この日は長谷川順一町長ほか町関係者や大野秀郎、西場信行両県議、同校関係者などが出席。中庭からの日が差し込む1階のオープンスペースで式典が行われた。
 式典の中で校舎建築に助言、指導を行った三重大学工学部教授・今井正次氏が▼半2階のスキップフロア▼中庭を囲む2×4メートルの談話スペースと、県内でも珍しい最新の設備を備えた同校の特徴を披露した。
 (平成19年1月31日付け夕刊三重新聞から)
Photo:関係者らに謝辞を述べる吉田校長

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 日本一の校舎完成! 

 多気で「斬新で危機管理も強化」が新聞に掲載されました。 

 多気町が新築工事を進めてきた佐奈小学校の完成式が31日、同町仁田の同校で開かれた。町主催の式と児童会を中心にした「感謝の集い」を通じて、新校舎の完成を祝った。
 築後40年以上が過ぎた旧校舎の老朽化や耐震強度不足から、2005年度に旧校舎の取り壊しと新築工事に着手。昨年2月に一期工事の普通教室棟が完成した後、特別教室棟を中心とする2期工事が進められてきた。
 新校舎は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約2千8百平方メートル。児童が誰でも自由に利用できる「多目的スペース」や、多様な授業形態に対応する「ワークスペース」を設けるなど、斬新で開放感あふれる構造となった。
 また、普通教室棟と特別教室棟との明確な区分や、昇降口や校庭、プールなどが職員室から見渡せる設計などで、災害や不審者の侵入などの危機管理を強化した。同時に設置した太陽光発電設備と合わせ、総事業費は約6億5千万円。
 式では、長谷川順一町長が「子どもたちが新校舎ですくすくと成長することを願います」とあいさつ。集いでは、全児童130人が工事関係者らに「日本一の学校を大切に使っていきます」と呼び掛けた後、校歌を高らかに斉唱して喜びを分かち合った。
 (平成19年2月1日付け中日新聞から)
Photo:新校舎完成を祝って校歌を斉唱する児童たち

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 伝統の町にお雛さま! 

 松阪で「中心市街地活性化へ祭り」が新聞に掲載されました。 

 松阪市の中心市街地をおひなさまで彩る「松阪まちなかお雛(ひな)さま祭り」が3日、同市中町や日野町などの商店街で始まる。町の活性化を目指した初の試みで、参加する商店の多くはすでに飾り付けを終え、ひな人形の展示を開始。3月3日までの期間中、色とりどりの人形が市民や観光客らを楽しませる。
 市内で商店を切り盛りするおかみさんらでつくる「ミズ・ネットワーク松阪」が、伝統ある町を再び活気づけようと企画した。呼び掛けに応じた商店約50店が各家庭のおひなさまなどを店頭に並べるほか、市歴史民俗資料館(殿町)では江戸時代から伝わる古いひな人形を展示する。
 「ミズ・ネットワーク松阪」が中町で運営する無料休憩所「鈴の音」では、度会町の旧家から借り受けた大正時代のひな人形を飾った。第1、4土曜日の開館のため、3日と24日、3月3日に、中世の御殿を再現した高さ約70センチの「御殿飾り」と14体の人形を見ることができる。
 「山田ふとん店」(湊町)では、20年ほど前から自宅で毎年出しているという3段飾りを披露する。同店の山田恒美さん(56)は「実家から贈ってもらった思い入れのあるおひなさま。ぜひ見に来て」と呼び掛けている。
 (平成19年2月1日付け中日新聞から)
Photo:「お休み処 鈴の音」で展示されている「御殿飾り」

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 素朴な「福引」いかが! 

 松阪で「節分を前に、せんべい」が新聞に掲載されました。 

 3日の「節分」を前に、中におみくじなどが入った伝統の三角形のせんべい「節分福引せんべい」の販売が、松阪市中町の和菓子店「柳家奉善」で始まった。
 節分福引せんべいは袋状の正三角形で、素朴な甘さが自慢。小麦粉に砂糖を混ぜた生地を丸い型に流し込んで焼き、熱いうちに三方から折り曲げて、膨らみのある三角形に整えて作る。
 折り曲げる際にできる空洞に、おみくじのほか、えびすさまや大黒さまの人形など縁起物を入れるのも特徴で、一辺が23センチと30センチの大小2種類を用意。55センチの特大サイズの限定品もある。
 せんべいは、江戸時代から、節分の時期に津市大門の津観音寺の境内などで売られていたという伝統を持つ。時代とともに作り手が減り、途絶えそうになったため、1982年に柳家奉善が津市の職人から道具と製造技術を受け継いだ。
 せんべいは柳家奉善のほか松阪市や津市のスーパーなどでも販売している。問い合わせは同店 電0598(21)0138 へ。
 (平成19年2月1日付け中日新聞から)
Photo:中におみくじなどが入った「節分福引」せんべい

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 練り切り和菓子、主婦ら挑戦! 

 明和で「楽しい手作り教室」が新聞に掲載されました。 

 明和町佐田の町人権センター(川村満館長)は31日、手作りを通して触れ合おうと、同センター調理室で「和菓子づくり教室」を開いた。町内の主婦ら23人が職人に教わりながら、練り切り和菓子作りに挑戦した。
 ひと・まち・ふれあい企画「楽しい手作り教室」の一環。
 講師に迎えたのは、同町大淀「吾妻屋」の西山肇さん(81)と、金剛坂「松月製菓」の松田俊男さん(67)の2人。白あんと蒸したもち米を練り込んで着色したピンク、黄、緑色の生地とあんを準備して、型にはめたり、へらで筋を入れたりする上生菓子5種の作り方を教えた。
 参加者らは、こしあんを包んだ緑色の生地を木型に押した松や、白あんを包んだピンクの生地にへらで筋を付け、黄色のしんをあしらったキクの花などを作った。西山さんが、はさみで切り込みを入れて花びらに見立てる職人技を披露すると、周りを囲んで手先に見入っていた。
 同町斎宮から参加した主婦・山本幸子さん(58)は「練り切りなんて見ているだけの和菓子でしたが、作り方がわかってよかった。家でも作ってみます」と話した。
 (平成19年2月1日付け伊勢新聞から)
Photo:練り切りでピンクのキクの花を作る参加者ら

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