テーマ:氷関係 2011-06-05 22:10:11

伊藤みどりと必殺技その1



少々物騒な表題(笑)にはなった。

なぜこんな表題になったかというと、スケートシーズンが到来すると必ず暴れ回る某信者について、改めてみどりさんという存在は大きいように感じたから。

…こんな事は言いたくはないが、某悪徳信者がこんなにも湧いて出て来たルーツというのは約30年前に彼女が登場した時からすでに存在していたんじゃなかろうか。


これは、全て私のオリジナルな考えではない。

ネット上で、悪徳信者がのさばっている中で少数派ではあるが、中々鋭い意見をしている方々がいらっしゃったので、少し…というか大分引用させていただいています。
ほんっとゴメンナサイ(苦笑)。



日本人というのは、特に「一撃必殺技」というモノに対して凄い憧れを抱いているように感じる。
古くは力道山の空手チョップ、鉄腕アトムの百万馬力(これは必殺技じゃないんだろうけど)、タイガーマスクの「正義のパンチを打ち噛ませ♪」、鈴木大地の「バサロ」、…私は無知なので「一撃必殺技」があまり出て来ないが…。


太平洋戦争で日本はアメリカに負けて、GHQに入り込まれて…という背景や、幕末の世から存在する「欧米コンプレックス」も手伝って、弱い者が「一撃必殺」で逆転するというものに対してとてもカタルシスを感じるようになったのではないか。

「一撃必殺バンザ~イ」というのは、我々日本人のDNAに組み込まれているんだろう。


フィギュアスケートというのは、日本人から見れば「欧米コンプレックス」の塊のようなスポーツだ。
そんな中でも、古くは信夫先生や、福原美和女史、佐野稔オジさんやミッチーサッチー騒動に便乗して顰蹙を買ってしまった渡部絵美氏等、世界レベルの選手はそこそこいたものの、圧倒的な力を持つ選手は存在しなかった。

…だが、ついに「欧米コンプレックス」を圧倒的なジャンプ力で打ち破ってくれる、身長150㌢にも満たない小さな女の子が現れた。

それが、伊藤みどり。

彼女は後に「トリプルアクセル」という「一撃必殺技」で、「欧米コンプレックス」の象徴でもある、金髪美女達をバッタバッタと薙ぎ倒していくのである。

まさに、日本人のDNAが狂喜乱舞するには相応しい、ドンピシャな存在だったわけだ。

(続く)。

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