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“節電反動冷え”に注意を9月4日 7時59分
厳しい残暑さが続くなか、節電で冷房を控える代わりに冷たい飲み物や食べ物をとりすぎて体調を崩す人が相次いでいるとして、専門家は、こうした夏バテのことを「節電反動冷え」と呼んで、注意を呼びかけています。
東京女子医科大学の准教授で、内科が専門の川嶋朗医師の外来には、この夏、「疲れやだるさが取れない」、「胃腸の調子が悪い」など、夏バテの症状を訴えて訪れる人たちが相次いでいます。
こうした患者のおよそ3割は、節電のため冷房を控えたり、設定温度を高くしたりする一方で冷たい飲み物や食べ物を多くとっていたということです。
川嶋医師は、節電で冷房を控える代わりに冷たいものをとりすぎて起きる夏バテを、「節電反動冷え」と呼んで、注意を呼びかけています。
川嶋医師によりますと、この「節電反動冷え」は、胃腸が直接、急激に冷やされることで、血液の流れが悪くなり、消化吸収の力が低下して、下痢などの症状が出るということです。
また、細菌などから体を守るリンパ球の働きが悪くなって免疫力が低下するため、従来の夏バテよりも感染症にかかるおそれが高まるということです。
さらに、冷たいものが原因だという自覚がない患者が多いということで、川嶋医師は「胃腸の調子が悪いときは、冷たいものを控え、40度未満のお湯に30分ほどつかるなど体を温めることが重要だ」と話しています。
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