大津・中2自殺:始業式、新学期こそ平穏に 生徒ら胸中複雑 /滋賀
毎日新聞 2012年09月04日 地方版
大津市で昨年10月、市立中学2年(当時13歳)の男子生徒が自殺した問題で、生徒が通っていた中学で3日、2学期の始業式があった。夏休みには生徒約300人が、いじめの実態を巡り滋賀県警の聞き取りを受けたほか、秋には市の第三者調査委員会の聞き取りも予定されている。男子生徒の同級生は3年生で受験も控えており、「新学期こそ平穏な学校生活を送りたい」と切実な願いを語った。
市教委や生徒によると、始業式は午前9時から約1時間行われ、その後各学級で、いじめ対策担当の教師を置くことが説明された。生徒約30人が欠席し、男子生徒の担任教師は体調不良で当面休むことが決まったという。
正午過ぎに下校を始めた生徒たちは複雑な胸中をのぞかせた。3年生女子は、校長が式で「警察の聞き取りでつらい思いをさせた」と陳謝したことに対し、「本当に迷惑がかかっている。もっと早くいじめに対応していればこんなことにならなかったのに、今さら言われても」と憤った。