高線量被ばく:治療など役立つ可能性があるたんぱく質作成
毎日新聞 2012年09月04日 10時52分
実験の被ばく線量は、99年に茨城県東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)で起きた臨界事故で死亡した作業員が浴びた線量に匹敵する。産総研の今村亨・研究グループ長は「安全性を確かめたうえで治療薬を開発し、原発事故の際の備蓄品リストに加えてもらうことを目指したい」と話している。【安味伸一】