2012年09月04日

埼玉医大 神経精神科より処方されている薬


<引用開始>
セロクエル
成分(一般名) : フマル酸クエチアピン

セロクエルの効能
統合失調症

セロクエルの概要
セロクエルは我が国では2001年に認可が下りて発売された「抗精神病薬」です。しかし、セロクエルの効能は統合失調症となっていますが、気分が高まってしまって落ち着かなくなってしまったり場合、また、何もしたくなくなるなど停滞してしまった心身活動を改善する働きをするので、気分がフラフラと変わってしまう疾患の他、イライラ落ち着かなってしまい集中力に欠けてしまった場合や、 気分が沈滞してしまい、様々な事象に対して興味が湧かなくなってしまった場合など様々な精神症状にセロクエルは応用されています。
セロクエルは抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用をあわせもつ非定型抗精神病薬と呼ばれます。セロクエルは混乱などを起こす原因となる、脳内のドーパミンという神経伝達物質の取り込みが過剰になり過ぎてしまうのをブロックして、「陽性症状(幻覚、妄想、興奮など)」を抑え込み、また、セロトニンという、同じく脳内神経伝達物質の取り込みをブロックすることで、陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)を断ち切る働きをします。
簡単に言えば、セロクエルは脳内のドーパミン2受容体と呼ばれる部分をブロックすることで、ドーパミン神経系のオーバーヒート状態により起こる陽性症状を抑え込み、また、セロトニン2受容体をブロックすることで、ドーパミン神経系の働きがよくなり、陰性症状が改善すると言われています。
<引用終了>
http://zusu.net/mentalhealth/seroquel/

この筆舌に尽くし難い闘いの苦しみは体験者でなければ決して理解できない。

posted by S・C・ NAKAMURA at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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