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2012年9月4日17時52分

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「国民生活、雇用に影響」電力総連、「原発ゼロ」を批判

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 電力各社の労働組合をたばねる電力総連(組合員約22万人)の種岡成一会長は4日、「国民生活や雇用、産業に大きな影響を及ぼす」として、将来的に「原発ゼロ」を検討している政府を批判した。名古屋市で始まった電力総連定時大会でのあいさつで述べた。

 種岡会長は「原子力がゼロでも経済は成長するという意見があるが、具体的な根拠を明らかにしたうえでの議論が必要」と指摘。引き続き原発を主要な電源の一つとするよう訴え、「安易で情緒的な政治スローガンを掲げることは許されない」と野田政権を牽制(けんせい)した。

 定時大会は例年報道陣に公開されているが、今年は討論は非公開だった。

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