ＮＭＢの城恵理子が卒業発表“ポスト前田”と期待も…

公演で卒業を発表し、涙を流す城恵理子（左から２人目）と、城の肩に手をかけるキャプテンの島田玲奈（右から２人目）（Ｃ）ＮＭＢ４８ Photo By 提供写真

　ＮＭＢ４８の城恵理子（１３）が３日、大阪・難波のＮＭＢ４８劇場で行われたチームＭ「アイドルの夜明け」公演に出演、卒業することを発表した。

　アンコールで「ちょっと待ってください」と切り出すと、満員の観客から、どよめきが起こった。「私、城恵理子はＮＭＢを卒業します。ごめんなさい」と号泣。「来年は中学３年生。学業との両立に悩みました。でもＮＭＢの迷惑になってしまうと思い、学業を選びました」と泣き崩れた。

　２カ月前から運営側に打ち明けていた。直後に、総合プロデューサーの秋元康氏（５４）にも報告、了承された。

　城は先月、ＡＫＢ４８を卒業した前田敦子（２１）に憧れ昨年５月にＮＭＢ２期生に合格。チームＭのセンターとして活躍していた。昨年７月の西武ドームでのＡＫＢのコンサートでは「ロマンスかくれんぼ」をソロ歌唱。公演デビュー前に“ソロデビュー”するなどポスト前田の１人として秋元氏も認める逸材だった。

　周囲の期待が重圧になったのか。今年６月には交流サイト「Ｇｏｏｇｌｅ＋」でパフォーマンス面での悩みを告白。先月３１日にも「なんで私がチームＭのセンターなのか」「ごめんなさい。（渡辺）美優紀さんや（山本）彩さんみたいになれなくて。人気がなくて」と弱音を吐いていた。

　卒業公演の時期は未定。最後は「期待に応えられなくて、すみませんでした！」と、おえつ交じりに頭を下げた。

　◆城　恵理子（じょう・えりこ）１９９８年（平１０）１１月２７日、兵庫県出身。愛称は「ジョー」。