大阪維新の会の府議の会合では、国政進出を巡る執行部の運営方針に不満が相次ぎました。
大阪維新の会の府議団は3日、21日から始まる府議会への対応などを話し合うため議員団総会を開きました。そのなかで、府議らからは国政進出を巡る一連の報道などについて執行部から議員らに説明がないことなどに不満の声が相次ぎました。
大阪維新の会・青野剛暁府議:「いつのまにか新聞等によると、国政進出が取り沙汰されている。わけの分からない国会議員が入るとか」
大阪維新の会・浦野靖人府議:「我々とパチモン(偽者)との違いは、はっきり確認しておかないと混乱する」
これに対し、橋下徹代表は不快感をあらわにしました。
大阪維新の会・橋下徹代表:「じゃあどういう運営をすれば良いのか、逆に問います。この状況で、どのような運営をすれば良いのか」
府議団は8日の全体会議の前に改めて話し合いの場を持つことにしましたが、新党結成を前に足並みの乱れが露呈した形になります。