法務部(省に相当)は身元を分からなくしたり、捏造(ねつぞう)されたりした書類を提出して違法に韓国籍を取得するケースが増えているのを受け、国籍取得条件の強化を決めた。
法務部は国籍法に「永住資格前置主義」を盛り込んだ改正案をこのほど立法予告したことを、2日発表した。
永住資格前置主義とは、韓国籍取得を希望する外国人は国籍取得の前に永住権を取得しなければならず、韓国に一定期間居住するという条件を満たしていなければ国籍取得申請ができないようにするものだ。
改正案によると、韓国人と結婚した外国人も、婚姻した状態で韓国に3年以上居住、最近1年以上は永住資格で居住して初めて国籍取得が許可されることになる。