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統一教会の創始者、文鮮明氏 92歳で死去

 世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者、文鮮明氏が3日、肺炎などの合併症のため、韓国京畿道加平郡の病院で死去した。92歳だった。統一教会関係者が明らかにした。

 統一教会の活動をめぐり日本では、不安をあおったりする霊感商法で高価なつぼや印鑑を買わされたなどとする被害が続出。また“人類一家族”の理想を表すためとして文氏が主宰した大規模な「合同結婚式」に著名人を含む日本人も多数参加。92年には元女優の桜田淳子さん(54)らが参加し、大きな話題を呼んだ。一方で「合同結婚式での結婚は無効」だとする元信者らの訴えが相次ぐなど、社会的な問題になっていた。

 共同電によると、文氏は7月、統一教会グループが主催した韓国のサッカー大会で開会宣言をするなど活動を続けていたが、8月初めに健康状態が悪化しソウル市内の病院に一時入院。退院後の14日に再び症状が悪化して入院し、危篤状態となり、31日に同グループ系の加平郡の病院に移送されていた。

 文氏は54年に統一教会を創設して教主に就任。日米欧など世界各国に支部を設立した。韓国メディアによると現在、世界190カ国以上に約300万人の信者がいるとされる。

 世界各国の首脳と会談する活動でも知られ、90年4月に旧ソ連を訪問し、当時のゴルバチョフ大統領と会談。91年11月末には訪朝。北朝鮮の故金日成主席と会談し、離散家族捜索事業の推進や統一教会グループによる北朝鮮での経済事業支援などで合意した。

 ◆文 鮮明(ムン・ソンミョン)1920年、現在の北朝鮮の平安北道定州生まれの92歳。40年代前半、早稲田大学付属早稲田高等工学校に留学。58年に日本での統一教会布教を始めた。統一教会では、聖書に預言された再臨のイエス・キリスト(メシア)とされ、全人類の父母の立場にある、「天地人真の父母様」とされている。

[ 2012年9月4日 06:00 ]

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