9月4日のながさきニュース
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長崎新聞
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市民が韓国の旅人おもてなし

| 韓国人旅行者に対馬の魅力を紹介している(左から)桟原秀子さん、大串さん、桟原真澄さん=対馬市、厳原港ターミナル |
韓国人旅行者向けの観光案内所が対馬市厳原町の厳原港ターミナル内に設置された。韓国語が堪能な市民3人が常駐し、島の魅力発信に一役買っている。
対馬−韓国・釜山間の海路は昨秋から船舶会社が相次いで参入し、3社が競合している。厳原港には2社が旅客船を走らせており、急増する旅行者への対応が課題となっている。
案内所は県の「対馬韓国人観光客おもてなし事業」の一環で来年3月まで設置。スタッフは市内在住の桟原秀子さん(52)、大串文枝さん(62)、桟原真澄さん(22)の3人。市の韓国語講座などをきっかけに学び始め、習得したという。
スタッフは荷物の一時預かりやトイレへの案内、飲食店や観光地の紹介などをしている。旅行の感想やお土産品のニーズを探るアンケートも実施しており、今後の観光戦略に生かす。
スタッフの桟原秀子さんは「韓国の免税店でショッピングするための出国先として来島している旅行者が多い。対馬に興味を持ち、また訪れてもらえるよう、笑顔と親切をモットーに接客したい」と話している。
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