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小沢新党「国民の生活が第一」 ネット世論調査では支持率41%!

【政治・経済】

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2012年8月3日 掲載

大新聞の調査はアテにならない

 この数字の開きをどう理解すればいいのか。
 1日に党本部を開設し、小沢代表の下で本格始動した「国民の生活が第一」。新聞各社の世論調査では支持率2~4%で「期待度は低い」とか書かれているが、ネット世論調査では支持率が40%を超えているのだ。
 仰天の数字が出たのはヤフーの政治投票サイト「みんなの政治」。先週末に行った調査で、野田内閣の支持率は、たったの4%。不支持は96%だった。これは当たり前の話で、何の驚きもないが、「国民の生活が第一」の支持率は41%だったのだ。
 この調査の有効投票数は2982件。回答者の属性を見ると、40~60代が81%と大半で、男性が86%を占める。職業は「正社員」が25%、「自営業・自由業」が21%だ。つまり、新聞の電話世論調査が行われる時間帯には自宅にいなくて、普段ワイドショーを見る機会も少ない人々ということだ。
 ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。
「ネット社会に小沢支持者が多いのは事実です。小沢さんの支持者は熱烈でブレない。ただし、それだけでは『みんなの政治』で支持が40%に上ることの説明がつきません。ヤフーの投票にはアカウントが必要で、取得時にはクレジットカード登録があるし、会費もかかる。同じ人が何度も『国民の生活が第一』に投票するには複数のアカウントが必要で、集中的な投票はムリです。ヤフー利用者に広く開かれ、小沢不支持の人も自由に投票できる調査で、これだけ支持率が高いということは、実際に国民の支持があるということですよ。新聞の世論調査がデタラメとは言いませんが、質問の仕方によって、いくらでも誘導できますからね」
 大新聞が昼間に在宅している1000人程度に聞いた調査なんて、アテにならない。
~2012年8月3日以前の記事~

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