きょうから新学期が始まった兵庫県神戸市の中学校では、地震の発生に備え、大津波を想定した避難訓練が行われました。
けさ9時半、神戸市立向洋中学校では、始業式の後、およそ500人が参加し、地震と大津波を想定し避難ルートなどを確かめました。この学校は、海からおよそ1キロの場所にあるため、去年の大震災を教訓にさらに安全性を高めようと、今年は、避難場所を校舎から高層階まであるホテルに変更して、実施されました。生徒は、「3年生は自分でも行動できる部分はあるけど、1年生が不安もあったので、(きょうの訓練では)みんなで行動できたと思う」と話しました。今回の避難訓練の結果をふまえ、近くの小学校でも避難訓練の実施を検討中です。
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