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【大リーグ】岩隈4連勝 準エース襲名だ! 2桁勝利も見えた2012年9月4日 紙面から ◇マリナーズ2-1エンゼルス
【シアトル=ジョン・ヒッキー】2桁勝利も見えた!! マリナーズの岩隈久志投手(31)は2日(日本時間3日)、地元でのエンゼルス戦で7イニング1/3を5安打無失点、7奪三振と快投。メジャー自身初の4連勝となる6勝目(3敗)を挙げた。メジャー屈指の相手先発右腕ジェレド・ウィーバー(29)との投げ合いを無四球で制し、エース右腕フェリックス・ヘルナンデス(26)に次ぐ先発2番手の座をがっちりと固めた。 テンポの良さは一目瞭然だった。リズミカルな投球で岩隈が自身4連勝。順調にいけば、あと5試合に登板できる見込みで、2桁勝利の可能性も膨らんできた。 「真っすぐが走っていた。打たれる雰囲気がなかった。気持ちを切らさずに投げた」と試合後も自信満々な口ぶりだ。3回無死三塁のピンチは2者連続で三ゴロに切り取り、新人王候補のトラウトをフォークで見逃し三振。6回2死三塁の場面でも12年連続30本塁打に王手をかけた主砲プホルスを外角低めのフォークで三ゴロに仕留めた。 カギは低めの投球だった。岩隈が「低めに変化球を集めながら自分のピッチングができた」と話せば、女房役のモンテロ捕手も「全ての球種が低めにいっていた。低めに集めればクマ(岩隈)は無敵だ」と絶賛。先発11試合目で初の無四球も光った。8回途中で交代した際は本拠地ファンが総立ちで拍手。地元テレビ局ルーツスポーツの中継では名物アナウンサーのシムズ氏が「観客のこの反応は当然だ!!」と叫ぶほどだった。 最近は無敵状態だ。ここ4試合は計26イニングで自責1点のみで8月以降の防御率は1・66。先発2番手のバルガスが過去2試合で6失点ずつと迷走しているのとは対照的で、地元紙シアトルタイムズ(電子版)も「球の切れは正真正銘の先発2番手だ」と文句なく“準エース”に格付けした。 「悪いときもいいときもゲームをつくることができている。このピッチングを続けていきたい」と岩隈。このままラスト1カ月を突っ走り、開幕から先発で起用しなかった首脳陣を後悔させる。 PR情報
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