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“尖閣諸島国有化へ交渉急ぐ”9月3日 12時20分
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藤村官房長官は、記者会見で沖縄県の尖閣諸島について、地権者側が島の売却を望んでいるとして、国有化の実現を目指して地権者側との交渉を急ぐ考えを重ねて示しました。
沖縄県の尖閣諸島を巡って、政府は、島を、より平穏かつ安定的に維持・管理していくため、国が20億円余りで買い取ることで地権者側と大筋で合意したとしており、国に先だって島を購入する意向を明らかにした東京都側とも、協議を進めています。
これに関連して、藤村官房長官は記者会見で、地権者側との交渉状況について「さまざまなレベルで、地権者や東京都との接触をしているが、地権者とのやり取りは、民間人である地権者自身の権利や利益に関わることなので、内容は一切お答えしない」と述べました。
そのうえで、藤村官房長官は「今は、国が島をお借りしている状況のうえで、地権者が売りたいという意向を持っているようだが、いつまでということでない。どちらにせよ、さまざま交渉していく」と述べ、地権者側が島の売却を望んでいるとして、国有化の実現を目指して、地権者側との交渉を急ぐ考えを重ねて示しました。
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