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【プロ野球】

楽天 CS遠のく4・5差 星野監督「これがウチの力」

2012年9月4日 紙面から

リードされる展開に厳しい表情で試合を見詰める楽天・星野監督=Kスタ宮城で

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◇オリックス4−3楽天

 オリックスが逃げ切った。1回、後藤の犠飛で先制し、2回は川端の中前打で加点。3−2の6回には小島の右前打で1点を加えた。小松が3勝目を挙げ、継投でリードを守った。楽天は永井が試合をつくれず、1分けを挟み2連敗。

      ◇

 上位の背がさらに遠くなっていく。楽天は先発の永井が2イニング0/3を6安打3失点KOされたのが誤算だった。最下位・オリックスとの4連戦を1勝2敗1分け。借金は今季ワーストの7まで膨れ上がった。

 「前半の3点はきついよな。今のウチの打線じゃ…」。会見場を素通りして、クラブハウスへ直行した星野監督は険しい表情のまま。一方、3点を失った永井はうなだれた。「何もないです。情けない…」。反省の言葉だけが口を突いた。

 1回から3イニング連続で先頭打者の出塁を許し、本塁まで返してしまう背信投球では、試合も後手後手に回る。わずか42球でのKOで歯車が狂い、最終的には1点届かず負けた。

 3位・ソフトバンクとの差は再び4・5に。自力でのCS進出の可能性はまだ残っているが、状況はさらに厳しさを増した。「これがウチの力だ」と星野監督は嘆き節で締めたが、チームに秋風を吹かせないためにも、今はとにかく勝つしかない。 (川越亮太)

 

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