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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【プロ野球】杉内が帰ってくる 7日のヤクルト戦で先発へ2012年9月4日 紙面から 覇権奪回のカウントダウンに入った巨人に、頼もしい柱が帰ってくる。戦列を離れていた杉内俊哉投手(31)が3日、川崎市のジャイアンツ球場でシート打撃に登板。左肩の違和感を訴えてから初めてとなる実戦形式で上々の投球を見せ、見守った川口投手総合コーチも「順調」と納得。7日のヤクルト戦(神宮)で先発することが有力になった。 相手は育成選手を中心とした3軍。のべ10人の打者に直球とスライダーだけで計30球を投げ、安打性の当たりは3本だった。中盤までは手探り状態のような感じでもあったが、球数が増えるにつれて極上のキレ味が戻っていった。特に最後の2人は圧巻。和田と鬼屋敷を空振り三振に仕留めて試運転が完了した。 「いつも通りですね。普通に腕を振れました。なんともなかったので良かったです」。百戦錬磨の左腕も、さすがにホッとした表情を浮かべた。先月22日に左肩の異変を感じ、翌日に登録抹消。先発予定だったその日、チームには優勝へのマジックが点灯した。 その後、大きなヤマとなった中日との東北シリーズを1勝2敗で切り抜けると、DeNAには3連勝。マジックは19まで減った。「早くあの輪の中に入りたい。(1軍に)上がることができれば、マジックを減らせるように頑張りたい」。優勝請負人としての責務を感じていた。 報告を受けた原監督は「予定通り」とニヤリ。7日からのヤクルト3連戦での先発について聞かれると、「否定はしないね」とほほを緩めた。防御率1・58、10勝の左腕がペナントレースの最終盤で復帰。ラストスパートの態勢は整った。 (井上学) PR情報
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