この3年間、自民党は厳しい経験を重ねながら、たくましく再生を果たしてきました。

先ず政策面では、口蹄疫対策、東日本大震災対策、社会保障制度改革をはじめ、自民党が提案すべきを提案し、政策決定を主導してきました。

政局面では、鳩山・菅両総理を降ろし、参議院選挙・統一地方選挙をはじめ、各級選挙で勝利し、ついには民主党を分裂にまで追い込み、政権奪還まであと一歩のところまできました。

谷垣総裁のもとに、耐え難きを耐えて、自民党の総合力で成した成果です。

政権奪還に向けて正念場を迎えた今、この3年間、「野党党首」として先頭に立って苦労してきた谷垣総裁を降ろす理由はありません。逆に谷垣総裁を降ろせばこの3年間の自民党の活動を否定することにもなります。

大事なことは、引き続き谷垣総裁のもとで自民党が一致団結して臨むことです。