2012-09-03
■エンジニアに日本語力は必要
日本語コンプレックスのある人の自己弁護.「またか」というのが率直な感想.
TOEI650点というのは中級程度.「650点もある」ではなく「650点しか無い」だ.そんなに英語力が低ければ,オフショア開発がうまくいかなくても当然じゃ無いか.*1 *2
どこをどう読めば「650点もある」と読めるのか不思議です。ぜひ、日本語能力検定の受験をお勧めします。あ、もしかしたら日本の方ではないのかな。ならば納得です。
多様性がある会社には日本人もいれば英語ネイティブもいれば中国語ネイティブもいる.さてあなたは何語で会話すべきだろう?社内公用語は何を選択する?事実上英語しかない.
ならば合衆国か、ほかに英語が公用語の国で働いてはいかがですか?
それなりの英語力があればビザをとるのもさぞ簡単でしょう。
この人はプログラマじゃ無いな.
英語がわからないと,専門性を磨くことが困難なのが今の時代だ.
いやあそうですか。
では経済産業省とその下部組織である情報処理推進機構の審査方法そのものに大きな問題があるのでしょう。
実際、僕は400バイトしかコードを書かずにスパクリ認定されたので。
よく読んでくださいね。
しかもプログラマとの会話で一般用語としてのgreedyを使うか?普通は「貪欲アルゴリズム」としてのテクニカルタームだろうが.たまに聞こえた英単語の専門用語が,それとは違う意味で使われてるんだもの.そりゃ混乱するわ.*4
日本語が不自由ならわからないと思うので、説明すると「ビジネス用語には」と書いてあります。もう一度読んでみてください。
そうでもない.YES/NOで答えられる質問に答えるお客さんならそれでいいけど,何が良いか論理的に議論する現場技術者や,peformance evaluationが求められる管理職だと,それでは不十分だ.
そうですね。まあでもMicrosoftのSenior Engineerは勤まったようです。
なんで「ディベートができる」というのが無いのだろう.
そういう用途で使ったことがない人なのかな.
議論を「ディベート」と書かないと解らないのですね。ごめんなさいね。日本語を勉強してください。
そして,そこにブロークンイングリッシュの限界がある.自分も言いたいことを相手に正しく伝えられないと,今まで一体どれだけ歯がゆい思いをしてきたことか.
英語でも日本語でも主語を明確にしたほうが文意が伝わりやすくなります。
歯がゆい思いをしたのは誰でしょうか。
シェークスピア?ご冗談を.*6 *7
英語の作家や俳優を目指すのであれば,TOEIC900点でも全く足りません.TOEICというのは外国人向けの英語の基礎力を測るテストであって,ネイティブ向けの流ちょうな英語力を測るためのものでは無い.
シェークスピアを目指すならTOEIC900点で充分だ、とどこに書いてあったのでしょうか。
「TOEICが想定するような英語力」としか書いていませんが。
そのためには英語が必要なんだよ.TOEIC700〜800点レベルの中級英語もできずに一流のプログラマーを目指せるとでも?*8
知りませんが、仕事はできましたし、一流かどうかわかりませんが天才プログラマーという称号をいただきました。
その程度の英語力で,たとえば「Cloud Computingを定義して下さい」と言われて,それができますか?
いやいや、その後の引用がご自身の言葉でないだけで衝撃です。そういう質問をしたいなら、ご自身の言葉で定義してください。
また、理解できる程度の英語力があれば、簡潔な定義は無理でも概念的な定義はできるはずです。
自然言語とプログラミング言語は全く違うよ.むしろ自然言語の学習は苦手な人の方が多いんじゃ無いかな?それにプログラミング言語でも新しい言語を覚えるのは楽じゃ無い.全てのプログラマーが新しいプログラミング言語を簡単にマスターできるのなら,COBOLerなどという人種は生まれなかった.
文章の行間を読めない方がときどきいらっしゃると聞いたことがあります。
これはそういう意味と解釈してよろしいでしょうか。
プログラマが英語資格は必要ない.それは事実だ.
しかし同時に英語は極めて重要な基本スキルでもある.優れたプログラマーなら英語のブログや技術書を読んだりメーリングリストへ投稿したり英語の議論に参加したりする必要が出てくる.英語ができるようになれば,今まで見えなかった世界が見えてくるし,その世界と交流して切磋琢磨することができる.一方で英語ができない人間はその壁を乗り越えられない.英語ができない技術者は努力を放棄し,自ら壁の中に閉じこもっているようなものだ.
ええと、結論が同じなんですけど、なんのために敢えてこのエントリを書いたのか意図が伝わりにくいですね。日本語の表現力をもっと磨いていただいた方があなたの才能が活かせると思いますよ。
僕はTOEICという試験の存在を知らないうちに翻訳の仕事をはじめ、その後、ヘッドハントをきっかけに米Microsoftで働き始めて、TOEICの存在を知った後も専門教育を受けることもなく海外の会社にヘッドハンティングされてVice Presidentになりました。
VPは海外の企業ではそれほどたいした役職ではありませんが、それでもまあそこそこ仕事ができたのは単なる事実です。そのために会社は10万ドル(当時)以上の報酬と200万ドル相当のストックオプションを支払う契約をしました。繰り返しますが、僕は英語の専門教育を一度も受けたことはありません。ただエンジニアリングをしていただけです。
それと前後して、San Joseで開催されたGame Developers Conferenceで講演し、「スピーチ力」の項目で5点満点中4.5点をいただきました。TOEIC900点以上の方ならもっともらえるかもしれませんが、ネイティブの方でも3〜4が普通と聞いています。不思議ですね。
僕はエンジニアが英語力がないから・・・と萎縮したり、「まずTOEICの勉強」と余計な時間を使うことなく、技術の本質を知ることこそ近道、という意味で敢えて「エンジニアにTOEICは不要」と言ったまでです。その証拠は、僕自身です。
TOEICをマスター(少なくとも900点以上)したエンジニアの最高レベルのキャリアがどの時点にあるのか、少なくともJavaBlack氏が示してくださらないと、反証にならないと思います。
なぜ僕が「TOEICは要らない」と敢えて書いたのかというと、IBMの元重役であった岩田氏が「TOEIC900点未満のエンジニアには教育する価値もない」と仰っていたからです。
僕はそんなことはないと思っています。
TOEICのために勉強するくらいなら技術をまなんだほうがずっといいです。
ただし、技術を学ぶためには英語を読む必要があります。
僕のエントリのどこにも「英語を学ぶ必要はない」とは書いてません。
むしろ最初に「英語力は必要」と断言しています。
しかし思いました。
エンジニアには、英語力の前に、まず日本語読解力が必要だと。
@ostuneの発言がよく理解できてませんでしたが、これでようやく合点が行った感じです。
- 128 http://reader.livedoor.com/reader/
- 92 http://homepage1.nifty.com/maname/
- 73 http://agora-web.jp/archives/1484236.html
- 68 http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20120901/p1
- 61 http://t.co/MkGjFXY4
- 61 http://www.google.co.jp/reader/view/
- 52 https://www.facebook.com/
- 50 http://b.hatena.ne.jp/entrylist
- 49 http://b.hatena.ne.jp/hotentry/it
- 44 http://www.facebook.com/