■ 集団暴行殺人、VIP専用口から逃走
東京・六本木のクラブで客の男性がおよそ10人のグループに集団暴行を受け、殺害された事件です。犯行時間はわずか1、2分。グループはその後、VIP専用口から逃走していたことが分かり、警視庁は計画的な犯行との見方を強めています。
今月2日の日曜日未明の六本木。警笛や集まった人々の怒号が響きます。 救急隊員に運ばれてきたのは、男性。このビルの中で、いきなり集団に襲われたのです。 「何人かで金属バットみたいので殴っていた。すごい血を流していた。口とか頭とか。(店内は)暗い。おしぼりを顔にのせた瞬間に血がバーって赤くなるのは分かる」(隣にいた女性) 事件があったのは、2日午前3時40分ごろ。東京・六本木の雑居ビル2階にあるクラブ「フラワー」で、客の藤本亮介さん(31)らが目出し帽をかぶったおよそ10人のグループに鉄パイプのようなもので殴られました。藤本さんは病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に搬送先の病院で死亡、一緒にいた男性2人も軽いけがをしました。 Q.一目散に迷いなく被害者のところへ? 「そうそうそう。若干、小走りだった。小走りだった。怖かった」(隣にいた女性) 現場のクラブは、当時、およそ300人の客で賑わっていました。警視庁によりますと、藤本さんはフロアーの奥にあるボックス席に男女5、6人と一緒にいました。目出し帽のグループは、まっすぐ藤本さんのもとへ向かい、無言で殴りつけたということです。藤本さんは頭や顔を集中的に狙われていました。 Q.殴っている時間は? 「10秒くらい。バコバコバコって、さーっと、すぐにいなくなった」(隣にいた女性) グループは犯行後、藤本さんがいたボックス席そばのVIP専用の出口から逃走。この間、わずか1、2分の出来事だったということです。最初から藤本さんを狙った計画的な犯行がうかがえます。 なぜ、藤本さんは襲われたのでしょうか。 「藤本さんは東京・渋谷区のセンター街にある、こちらのビルで焼き肉店を経営していたということです」(記者) 藤本さんは、渋谷区で女性店員が客に肉を焼いて提供する「ガールズ焼肉店」を去年6月にオープンしました。藤本さんを知る人は「恨まれるようなことはなかった」と話しているということですが、警視庁は藤本さんの周辺にトラブルがなかったかなど詳しく調べを進め、グループの割り出しに全力をあげています。(03日16:03)
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