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 東南アジアで人民元の決済と流通の範囲拡大

2012-08-31 14:48:08     cri    

 東南アジア諸国では、人民元による決済範囲とその流通範囲が日増しに広がり、中国人観光客と現地企業に便宜を提供しています。

 2005年、タイやシンガポールなどでは、「銀聯カード」の取扱業務が始まりました。現在、タイでは、7つの主要銀行にある数万台の現金自動預払機(ATM)のうち、「銀聯」のマークが貼っているかどうかを問わず、いずれも、「銀聯カード」でバーツを引き出すことができます。中国銀聯と契約したタイの売店も数千社に登りました。またシンガポールでは、「銀聯カード」でほとんどのATM機から現金を引き出せます。

 人民元が日増しに便利に利用できることは、中国とタイの貿易や投資の拡大、タイに赴く中国人観光者の増加に繋がっています。関連データによりますと、中国はタイにとって最大の輸出先と2番目の輸入先となったほか、2番目の海外からの投資元となり、タイを訪れる観光客の数はマレーシアに向かう観光客の数を上回りました。

 国際銀行間通信協会(SWIFT)が発表した最新データによりますと、人民元は米ドルとユーロに次いで世界で3番目の「信用証明書」が付いた通貨であり、市場を占める率は4%に達しています。(万)国際・交流へ

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