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【ピンク・フロイドについて語り合おう】
【プログレ、ジャケットの名盤】その他のログを読みながら
プログレッシブ・ロックとオールディーズの魅力再発見の日々……
〈ザ随筆〉での執筆記事も再録準備中.

 
ブートレグ。こちら方面に手を出すということが、フロイディアンの入り口なのではないかと思う今日この頃。
ザ掲示板のピンク・フロイドのスレッドの常連の方々から色々と教えてもらったおかげで、わたしもいくつか買えるようになりました。とはいっても、今なおブートに関してはビギナーです。

有名どころのブートレグについては、「ピンク・フロイドについて語り合おう(旧板)」「ピンク・フロイドについて語り合おう」「ピンク・フロイドについて語り合おう_Part.2」といった歴代のスレッドにもしばしば登場しています。
究極のブートレグというのが話題になったのは、2008年のスレッド「ピンク・フロイドについて語り合おうPart3」でした。
そのときのログから引用します。



[7] 白蛇 2008/01/08 04:00

あけましておめでとうございます。
みなさま、今年もよろしくお願いします。

>>6
はるかさん、お待ちしてましたよ~。
私も昨年はせっせとブート集めをしておりましたが、私的に一番すごいと思うのは『A Tree Full Of Secrets』です。
CD18枚のBox Setで、なかには?と思う音源もありますが、レアなものもあり、興味深いです。
詳細データはこちらにあります。(私が使用しているAnti-Virusソフトはここに行き着くまでにウィルスを検知するので注意してください。)
     ↓
http://www.hokafloyd.com/CD2/ATFS/A_TREE_FULL_OF_SECRETS%20.htm

カヴァー・デザインも凝っていて、一見ブートとは思えない出来です。


[8] はるか 2008/01/10 07:06

>>7
白蛇さん、さっそくのレスありがとうございます。

>>『A Tree Full Of Secrets』
これは、フロイドのアウトテイク/レアBOXセットという感じですよね。
デイヴ Jokers Wild時代の5曲とか、リック ZEE名義曲の別テイク4曲まで入ってたりして。
ここまでやるか~って感じのマニアックアイテムです。
「砂丘」アウトテイク集とか、サントラ系が濃いですね~
カーレースのドキュメント映画"La Carrera Panamericana"使用の7曲は、
映画から抜き出したのかも…会話や車の音とコミになってるところもあり、
ビデオ(またはレーザーディスク)で聞けるものと同じみたいです。

このBOXセット、去年はアメリカのamazon中古CDコーナーにもありましたが
通常はダウンロードできる所を探して自分でCDを焼く…ってなるんですよね。
何ヶ所かあるはずですが、常時置いてある所はなかなかないようです。
hokafloydもちょっと敷居が高そう…
でもジャケット画像が全部揃っててうれしい!(COVER SCANS)←CD18(画像データ集) にも入ってます

曲の30秒試聴は、www.mp3search.ru/artist.aspx?id=701で出来ます(要 iTunes)。
今現在置いてあるのは、CD17枚のうち15枚で、2枚欠けてますが…
vol.1(CD1,2)~vol.4(CD7,8)  初録音の1966"Lucy Leave"から1994"P*U*L*S*E"の頃まで。
vol.5(CD9,10) 映画「愛と幻想の一夜」「コミッティー」「モア」「砂丘」等
vol.6(CD11,12) 映画「ザ・ボディ」「ラ・ヴァレー」「マグリット」「風が吹く時」等
vol.7(CD13)  映画「La Carrera Panamericana」等
vol.8(CD16)  ロジャーとデイヴのソロ活動
vol.9(CD17)  リックとニックのソロ活動


[9] レモネード 2008/01/14 18:49

自分もラエルさんと同じで白蛇さんはるかさんの登場を待っていました。
ここは今はまったりと隠れ家のように楽しめるのではないでしょうか。
>『A Tree Full Of Secrets』
似たようなものでシドのHYGIY (Have You Got It Yet) 、ご存じかもしれませんが
初期のフロイドの分がすごいですよ。


[10] 白蛇 2008/01/15 23:45
>>9
レモネードさん、お久しぶりです。
また、以前みたくお話できると思うとうれしいです。
“Have You Got It Yet”すみません。存じませんでした。これから勉強します。

先日、過去スレをじっくり読み返してみました。(まだ全部じゃないけど)いやぁ、我ながらナマな書き込みがハズいです!

かつて、スレテオ・ヴァージョンがあるかないかで揉めたことがありましたが(別に揉めたわけじゃなかったか……)、“A Tree Full Of Secrets”の詳細データを読んで、かなりフェイク(擬似ステレオ・ヴァージョン)があることを知りました。知らないとは恐ろしいことだと痛感。あまり知ったかぶりして、断定的な書き込みは慎まなければ、と反省です。

話は変わりますが、昨年末にZEP Reunionに引っ掛けて『大人のロック』という雑誌を買って読みました。“レッド・ツェッペリンvsディープ・パープル”という30年前かと思うような企画に苦笑しながらも、“1967-1977年プログレッシブロックの時代”という企画モノもあったから。
ところで、その“ZEP vs PURPLE”企画の中に、ミュージック・ライフ誌70年代読者人気投票順位が出てました。以前のスレで、昔のプログレ人気がどうだったの? という質問があって、記憶の中での勝手な思い込みで書き込みをしたことがありましたが、本当はどうだったのかを知ることができました。
結果としては、大筋で間違ってはいなかったように思います。私は、人気順をEL&P、フロイド、イエス、クリムゾンと書きましたが、人気投票を見ると、
1972年-6位フロイド、9位EL&P
1973年-2位EL&P、8位フロイド
1974年-2位イエス、3位EL&P、7位フロイド
1975年-1位EL&P、4位イエス、7位フロイド
1976年-5位EL&P、7位フロイド、10位イエス
1977年-8位EL&P
となっておりました。
(ML誌が強烈にプッシュしてたQUEENが'76-'79年の間4年連続1位となっているのにはちょっと閉口しますが……)
クリムゾンが10位以内に入った年は一度もないのですが、やはりルックス的にも楽曲としてもML誌の読者には難しかったのか、それとも編集部側が読者層やセールスを考慮してあまり記事にしなかったせいかと思われます。

でも、こんな雑誌が読めるのは私のようなオールド・ファンが他にもいる証拠かも知れません。ありがたいことです。


[11] はるか 2008/01/18 22:50

'HYGIY'
以前に旧スレでも登場した、シド・ブート6枚組CD 'Beyond Rhyme Nor Reason'の
さらに上を行く、究極志向のブートでしょうね・・・
ファンのグループによって作られた全19枚組です。 (オーディオCDは 計 13枚)
画像と映像はネットで出回ってるものを網羅したアーカイヴですね。
オーディオのほうは、1~5までは、 'Beyond Rhyme Nor Reason'と似た内容です。
6と8がコアなファン向けでちょっといい感じ。

1 - 3…フロイド在籍期のアウトテイク
4……ソロ活動期のアウトテイク
5……シド・トリビュートのラジオ番組
6……シドのインタビュー、録音スタジオでのリハーサル音みたいなあれこれ。
7……シドを語るフロイドのメンバーのインタビュー
8……フロイド在籍期とソロ期の秘蔵バージョン
9 - 10……ファンが作ったリミックスバージョン
11……写真や雑誌記事などの画像
12 - 14……トリビュートTV番組の映像(1994版と、2001年版の2バージョン)
15……ファンの演奏するシドナンバー?
16……フロイド在籍期のドキュメント映像
17……フロイド在籍期のPVやライヴ映像
18……シドナンバーのカバー集(Dボウイ「See Emily Play」等)
19……フロイド在籍期とソロ活動期のレアテイク(1 - 4の続き?)

  全track list  http://www.pink-floyd.org/barrett/HYGIY/
  cover art(1 - 12まで有) http://floydart.org/artwork/hygiy/index.htm

【大人のロック】については、また後で書かせていただきますね。


[16] こけざるのつぼ 2008/02/11 11:07

Pink Floyd - A Tree Full Of Secrets (18 CD Bootleg Set)

探せば、1-18すべて置いてある所あります。
個人的には、16.17.18しか落としませんでした。


[17] はるか 2008/02/11 14:23

>>16
16.17は、映像物ですよね。
わたしがだいぶ前に見つけた17は、全体がネロディスクとかいう形式の1つのファイルで、
自分の環境では変換方法が判らずそのまんまです(苦笑)
個々のファイルのリストを見ると、いろんなブートでおなじみのものが多いですし…

18は、MP3でまとめた1枚なので100曲以上というボリュームに圧倒されますね。
シド曲カバーバージョン。知らないバンドがかなり多いこともあって、個人的好みはこれくらいです。
008 David Bowie - See Emily Play
029 Jesus and Mary Chain - Vegetable Man
047 Primal Scream - Vanishing Point - Burning Wheel
059 Tangerine Dream - Monolight, concl - live Spr77 (Celestial Voices)
060 This Mortal Coil - Late Night
078 Dark Globe - R.E.M.


[25] はるか 2008/02/22 02:42
>>22
すみません、>>16の件、シドのブートCD全集と勘違いしておりました。

フロイドのCDブート全集の方ですが、各メンバーの公式ソロアルバムはバンドのものほど聞き込んでいないので、こちらもHDの中に置いたままです。今年はCDに焼きたいんですけどね。
ソロ方面で個人的に貴重なのはデイヴのジョーカーズワイルド時代の5曲と、このあたりです。

Disc 15 - Solo Rarities
15. Roger Waters - Across the Universe
       "Tribute to John Lennon" BBC TV show 1985

おおざっぱな例え方ですが、フロイドの4人をビートルズの4人に照らし合わせると
ロジャー→ジョン、デイヴ→ポール という感じが…(苦笑)

ロジャーお好きな方にはこのへんもおすすめ。
Disc 11 - Soundtracks
28~. Roger Waters - Magritte Pt.1~8
      "Magritte" documentary film 1978

シュールレアリスムの画家マグリットの伝記映画の音楽ですが、
ミュージシャンの公式クレジットはないのだそうです。
ちなみにこの映画の監督は、Live At Pompeiiのエイドリアン・メイベン。
サウンドトラックですから、映像と一緒に味わいたいものですが、
2001年にDVD化されてたのものが現在品切れで…



ほんの4年前なんですけどね……この書き込み。

とってもとっても残念なことに、このログに出てくる、
『Pink Floyd - A Tree Full Of Secrets (18 CD Bootleg Set)』
『HYGIY - Syd Barrett: Have You Got It Yet? (19 CD&VCD Bootleg Set)』
いずれも今のわたしの手元にはありません。
これらのデータファイルの入った外付けHDが、17ヶ月前の大きな地震のあった日に棚から落ちて、読み取れなくなってしまったのです。

『A Tree Full Of Secrets』は、いま現在でもダウンロードできるサイトがあるのですが、『Have You Got It Yet?』のほうは、どこもデッドリンクのようです。
どっちかっていうと後者が宝箱だったわたしですから、前者をもう一度得る気力がないというか……。

なお、曲目一覧とCD用のカバーアートについては、
『A Tree Full Of Secrets』『Have You Got It Yet?』両方とも、上のログに出てくるサイトで閲覧とダウンロードができます。
『Have You Got It Yet?』のカバーアートは、別のサイトに別のバージョンもありますが、それらについては、いずれまた…。


『Have You Got It Yet?』のおそらく80%以上は、公式盤およびブートレグのCDとDVDで入手可能なものだと思えます。
ただ、あっちこっちに散らばっているものを1つのCDボックスみたいにまとめてあるというのが、このプロジェクトのすごさというか、究極のブートレグと呼びたい理由なんですよね。

その、あっちこっちに散らばっているので入手可能な音源のひとつに、タンジェリン・ドリームの「Monolight」があります。
これって、ちょっと引っかかるものがあるんですけど、演奏は結構わたしの好みなので、ついつい思い出してしまいます。

どこが引っかかるのか。

このシド・バレットのブートCD『Have You Got It Yet?』では、タンジェリン・ドリームが「Monolight」という曲名でピンク・フロイドの「Celestial Voices/神秘 - A saucerful of secrets, part4」をカバーしている、という扱いになっています。
でも、シドはこの曲の作曲やレコーディングには参加していないはず……。アルバム全体としてはシドの名前もクレジットされているから、まあいいか。シド在籍期は、フロイド=シドみたいに見られることもありますからね。

それから、これでは誤解を招きそうっていうか、タンジェリン・ドリームの「Monolight」って、「神秘part4」のまるごとカバーというわけではないですから……。

「Monolight」は、タンジェリン・ドリームのライブアルバム『Encore』(March - April 1977, 北米ツアー)に収録されています。

Amazon.co.jp

聞き比べてみればおわかりでしょう、最後の1分30秒ぐらいが、“カバー”。

Tangerine Dream - Monolight (Intro & Outro)05:50
http://youtu.be/qqe5dPmV2zI

Tangerine Dream - Monolight (Complete)19:36
http://youtu.be/tTUn2paI-cI

Pink Floyd - Celestial Voices (Live at Pompeii Director's Cut)4:30
http://youtu.be/Bj7q3POIZL0

でもまあ、タンジェリン・ドリームだから、ちょっと(かなり?)うれしかったわたしでした。
 
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