楽しい韓国文化論:韓国の生活文化学ぼう、東亜大であす開講 儒教や徴兵制度・南北関係など全8回 /山口
毎日新聞 2012年08月31日 地方版
日韓の歴史や習慣の違いを通して、韓国の生活文化を学ぶ「楽しい韓国文化論」講座が9月1日、下関市一の宮学園町の東亜大学で開講する。講師を務めるのは奈良美香・梅光学院大非常勤講師で、崔吉城(チェキルソン)・東亜大東アジア文化研究所長が協力する。
県日韓親善協会連合会と同研究所の共催。講座は全8回(11月17日まで)。初回の1日のテーマは「韓国ってどんな国?」。以後、儒教の精神▽徴兵制度▽受験戦争▽南北関係などを取り上げ、議論も交えてゼミ形式で進める。講座の最後には韓国旅行も計画している。
崔所長は「日韓関係がぎくしゃくしている今こそ、異文化を学ぶことが大切。似ているようで違う両国の文化について深い話ができれば」と話している。
会場は東亜大13号館202教室。毎回、土曜(土曜が休日の場合は休講)の午後2時〜3時半。会費は8000円(資料代含む)。問い合わせ、受講希望者は東亜大国際交流学科の磯永和貴准教授(083・257・5177)へ。【西嶋正法】
〔下関版〕