アルコール依存症ダンナと共依存妻よ

最初に入院してから１年たつかたたないうちにまたダンナの具合が悪くなりました。お酒の量の減ってきたのです。自分から減らそうと思っているのはなくて、飲めなくなってきたのです。
いつも怒鳴って怖いダンナがとても静かになってきました。
朝になるとトイレで吐いています。
もともと痩せていた人なのですが背広のズボンもゆるくなってきました。
なんだかいつもふらふらしている感じでした。
それでも会社にはちゃんと行っていましたが、午前中で早退してくることも多くなってきたのです。
そんな日々が続き、自分からやっと「病院に行きたい」と言い出したのです。
ダンナの母に連絡してまた母の知り合いの前の病院に行きました。もう、入院することがわかっていたので入院の準備をして行きました。
行くと院長先生がみずから診察してくださりすぐに入院です。
今度は血液検査の数値もあまりよくありませんでした。
γGPTは１０００を軽く超えていて肝臓の他の数値も以前より高くなっていて、貧血もひどかったのです。
今度はダンナのお兄さんと奥さんもすぐに面会にきてくださいました。
私は今までの緊張の糸が切れて、義姉の胸で泣いてしまいました。義姉は「よく今までがんばっていたわね。今まで知らなくてごめんなさい。苦労したのね」と暖かい言葉をかけてくれたのです。
やっと義母以外にこの現状を知ってくれる人ができたのでした。