アルコール依存症ダンナと共依存妻よ

アルコール依存症に振り回されています。初めてごらんになる人はブログの最初のほうをごらんになっていただけるとうれしいです。

前日の閲覧数
1587PV
+SHARE
Twitter Facebook RSS

初めての入院

結婚して3年もたった頃でしょうか。ダンナのお酒の量が増えて会社も休みがちになってきたのです。
私はその頃前の会社をやめて、家から歩けるところに職場を見つけて働いていました。
休みがちのダンナのためにお昼に家に帰れるようにしたのです。
その頃のダンナは連続飲酒が始まって、朝から晩、夜中までお酒を飲んでいます。
あるとき、吐くようになって熱が出てしまい、汗が止まらなくなって着ている物はびっしょりです。
ダンナの母の知り合いの病院にタクシーで行きました。
もちろん、入院です。
初めての入院となりました。
ダンナの母が院長先生と話しをしてなるべく長く入院させてほしいと頼んでくれたのです。
私はほっとしたのを覚えています。
ダンナの血液検査の結果は思いもよらずにそれほど悪くなっていなかったので皆でびっくりしたのです。
ただし、お酒で上がってしまうγGPTは500を超えていましたし、わずかに黄疸の数値が高かったのでした。
ちょうど、1ヶ月の入院でした。
退院が決まったときは本当にがっかりしました。
入院している最中は寂しがりやのダンナは毎日行かないと大変です。
それと、お酒ばかりの生活でしたので栄養失調にもなっていました。病院食だけではおなかがすいてしかたがなかったようです。
体が元に戻そうと要求するのでしょうね。毎日おにぎりやサンドイッチを作って持って行きました。
仕事が終わってダンナのところに行くとダンナは本当にうれしそうです。
いつもニコニコと楽しい日々でした。
そうか〜、お酒を飲まなければこんなにやさしい人なんだと思いました。
だからダンナがいつまでも入院していてくれたらなあと思っていたのです。
そうして退院。
退院して真っ先にしたことは私への命令です。
「おい、お酒を買ってきてくれ」の言葉でした。
ジャンル:
ウェブログ

ダンナ」カテゴリの最新記事

コメント

  • 勉強になります
  • (nisibiasahi)
  • 2007-03-27 09:56:41
  • 私自身、アルコール依存症では苦しんでいます。
    4度、精神科の専門病院に入院。
    恥ずかしい話、それでも辞められません。
    本人に、本当に辞める気がないと無理だと考えて、情けないと思いつつ飲んでます。楽しみな趣味として飲めるのなら良いのですが。

    専門病院以外に、体力回復と称して、僕も何度か入院をしました。その時の方が精神的には、早く立ち直れました。不思議なものです。

    でも、良いブログですね。拝見してから愛読者になってしまいました。
    私は、独居生活なので、多少状況は違いますが、自分に重ね合わされるものが多いせいかもしれません。

  • nisibiasahiさん
  • (由美)
  • 2007-03-27 12:07:44
  • ご自分でアルコール依存症と自覚していらっしゃるなんてすごくりっぱですよ。
    でも本当に治らないというか治せない病気ですね。
    我が家のダンナはたぶん自分がアルコール依存症だと認めたがっていないと思いますよ。
    何度も入院しているのですけれどね。
    だから専門病院に入れられたときも脱走してきたのですよ。
    愛読者になってくださってうれしいです。

1年前の記事