【社会】全4棟の封鎖完了 蒲郡のホテル撤去問題2012年9月3日 21時38分 愛知県蒲郡市の三谷温泉・旧蒲郡ふきぬき観光ホテル跡地問題で、名古屋地裁豊橋支部は3日、土地明け渡しと建物撤去に向けた強制執行のため、一部の入居者がいた旧従業員寮1棟に人がいないことを確認し、施錠した。これにより執行対象の4棟すべてを封鎖した。 土地を所有する三谷町財産区(管理者・稲葉正吉蒲郡市長)の事務を担う蒲郡市によると、旧従業員寮の2部屋で衣類などの荷物が残され、うち1部屋の住人と連絡が取れていないという。玄関などを施錠し、立ち入り禁止と連絡先を書いた張り紙を掲示した。 今後は建物の撤去が課題。撤去費用は最低でも1億数千万円とみられ、最終的には財産区や市が建物所有者に代わって費用を負担する可能性がある。市は5日開会の市議会9月定例会に、撤去に向けた調査費を盛り込んだ特別会計補正予算案を上程する。 (中日新聞) PR情報
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