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2012年9月3日7時50分

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ホンダ、軽スポーツカーの開発・生産再開へ

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 ホンダの伊東孝紳社長は2日、軽自動車規格のスポーツカーの開発を進めていることを明らかにした。ホンダは1991〜96年に軽自動車の2人乗りスポーツカー「ビート」を発売していた。品ぞろえを広げ、軽の顧客層拡大を図る。

 伊東社長が、開場50周年を迎えた鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)の記念イベントに出席した後、記者団に述べた。伊東氏は「(軽という)限られた規格でどれだけ面白さを出せるかだ」「極端に小さく楽しめるスポーツカーを画策している。日本に根付く車を早くつくりたい」と述べた。今後2年程度で発売されるとみられる。

 ホンダは軽自動車の販売を強化している。現在は鈴鹿製作所(同)を生産拠点と位置付け、「NBOX」などを生産している。新型スポーツカーも、鈴鹿製作所で生産される可能性が高い。伊東氏は「鈴鹿の工場を残せるかどうかは日本の製造業にとって試金石だ」と述べた。(若松潤、豊岡亮)

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