2011/6/25
教材の紹介(読み物) 日本語教材&辞書
2011年の2月に発刊されたものなのですが、日本語能力試験関連教材の出版ラッシュが続く中、異色の存在なのが、今回紹介する『Nihongo Notes』という対訳付きの読み物です。英字新聞、"The Japan Times"の長期連載である『Nihongo Notes』の中から、日本語をより深く理解するために厳選された50編を収録。面白いエピソードを交えながら、楽しく読める一冊です。日英対訳付きで、中上級や上級レベルの生徒さんに、またビジネス日本語力UPのための『読み物』として、すすめてみてはどうでしょうか?先生が読んでも勉強になりますよ!

(教室の貸し出し図書)
『Nihongo Notes』日本語ノート
出版 The Japan Times <各1575円税込>
@『Nihongo Notes』Vol 1. / 「ことばと文化」[50編]
Chapter (1) くらしの中のことば
Chapter (2) 相互理解と自己表現
Chapter (3) 相手に対する配慮
A『Nihongo Notes』Vol 2. / 「ことばとコミュニケーション」[50編]
Chapter (1) 場面に応じた言葉づかい
Chapter (2) 英語との違い
Chapter (3) 人と人の関係
もっと詳しく知りたい場合はAmazonの"中身検索"で目次をチェック!どんな項目があるか、わかります。
http://www.amazon.co.jp/Nihongo-Notes-vol-Language-Communication/dp/4789014258/ref=pd_bxgy_b_img_b#reader
_4789014258
●こんな生徒さん向き
1.面白い本を読みたい生徒さんに家庭用読み物として。
2.ビジネス日本語力UPには日本文化の理解も重要。
3.何か読みたいけど、英訳がないとちゃんと理解できない。
4.通勤時間に、また喫茶店でお茶を飲みながら読みたい。
※コンパクトサイズで、持ち運びもOK!小説感覚!
先生が読んでも勉強になります!
「ことばとコミュニケーション」では、「お茶でも飲みませんか?」の「でも」や「30分しかありません」の「しか」をはじめとする日本語独特の言い方や表現などについて分かりやすく書かれています。英訳を読むことで、さらに理解が深まります。
ビジネス日本語の難しさ
ほとんど間違いなく正しい日本語が話せるのに、なぜか"そっけなく"聞こえたり、"冷たく""きつく"聞こえる生徒さんっていませんか?そういう生徒さんはビジネスシーンで日本語を話す時、気をつけないと、誤解されたり、不快な印象を与えたりする可能性があります。そういう生徒さんには、この上記の2冊をぜひ読んでほしいですね〜。
ネイティブ並みに話せる生徒さんに、お客さんのクレームを聞き、対処するという設定でロールプレイをしてみました。ただの一つも間違いはなかったのですが、どこか硬いというか、詫びが足りないと言うか、日本語らしさが感じられず、非常に違和感がありました。そこがビジネス日本語の難しさではないでしょうか。
ビジネスで日本語を使うレベルぐらいになると、正しい文法で正確に話せるのは当たり前。そこから、文化的要素やビジネスマナーなどもを踏まえた上で、より日本語らしい表現や話し方を身につけるかが難しいところです。今回紹介した本を読めば、ビジネス日本語力も少しはUPするのでは・・・と思います。
生徒さんの素朴な疑問・質問
文化やコミュニケーションに関連して、日頃生徒さんが抱いている素朴な疑問や質問などをいくつか見てみましょう。みなさんなら、生徒さんにどう答えますか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●文化編●
神社とお寺の違いは何ですか?お参りの仕方も違うの?
⇒
日本人は神道を信仰しているんですか?
⇒
日本人は「足が細い!」とか「痩せた?」とか体に関することを言うの?
⇒
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●言葉編●
「また今度!」の「今度」っていつですか?
⇒
レッスン後、先生に「お疲れ様」って言えますか?
⇒
「お勘定」と「お会計」の違いは何ですか?
⇒
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外国人の疑問や質問にどう答えたらいいの〜と頭を悩ませていたら ↓ ↓ ↓ 、
外国人の素朴な疑問に答える"本"
@「外国人の大疑問」
外国人の疑問をまとめた一冊が、この「外国人の大疑問」。あるマンガ家が日本語学校の学生達との会話の中で気付いたこと、発見したことなどをコミックエッセイ風に仕上げたものです。1000円

A「誤解される日本人ー外国人がとまどう41の疑問」
1155円
第1章・・・曖昧な日本人
●なぜ日本人は相手の目を見ない?
●なぜ日本人はYESとばかり言う?
●なぜ日本人はメイビーが好き?
●なぜ日本人は謝ってばかりいる?
第2章・・・プライド高き日本人
●なぜ日本人の演説はわかりにくい?
●なぜ日本人はいつもにやにやしている?
●なぜ日本人は明快に表現しないの?
6
出版 The Japan Times <各1575円税込>
@『Nihongo Notes』Vol 1. / 「ことばと文化」[50編]
Chapter (1) くらしの中のことば
Chapter (2) 相互理解と自己表現
Chapter (3) 相手に対する配慮
A『Nihongo Notes』Vol 2. / 「ことばとコミュニケーション」[50編]
Chapter (1) 場面に応じた言葉づかい
Chapter (2) 英語との違い
Chapter (3) 人と人の関係
もっと詳しく知りたい場合はAmazonの"中身検索"で目次をチェック!どんな項目があるか、わかります。
_4789014258
●こんな生徒さん向き
1.面白い本を読みたい生徒さんに家庭用読み物として。
2.ビジネス日本語力UPには日本文化の理解も重要。
3.何か読みたいけど、英訳がないとちゃんと理解できない。
4.通勤時間に、また喫茶店でお茶を飲みながら読みたい。
※コンパクトサイズで、持ち運びもOK!小説感覚!
「ことばとコミュニケーション」では、「お茶でも飲みませんか?」の「でも」や「30分しかありません」の「しか」をはじめとする日本語独特の言い方や表現などについて分かりやすく書かれています。英訳を読むことで、さらに理解が深まります。
ネイティブ並みに話せる生徒さんに、お客さんのクレームを聞き、対処するという設定でロールプレイをしてみました。ただの一つも間違いはなかったのですが、どこか硬いというか、詫びが足りないと言うか、日本語らしさが感じられず、非常に違和感がありました。そこがビジネス日本語の難しさではないでしょうか。
ビジネスで日本語を使うレベルぐらいになると、正しい文法で正確に話せるのは当たり前。そこから、文化的要素やビジネスマナーなどもを踏まえた上で、より日本語らしい表現や話し方を身につけるかが難しいところです。今回紹介した本を読めば、ビジネス日本語力も少しはUPするのでは・・・と思います。
文化やコミュニケーションに関連して、日頃生徒さんが抱いている素朴な疑問や質問などをいくつか見てみましょう。みなさんなら、生徒さんにどう答えますか?
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●文化編●
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●言葉編●
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外国人の疑問や質問にどう答えたらいいの〜と頭を悩ませていたら ↓ ↓ ↓ 、
@「外国人の大疑問」
外国人の疑問をまとめた一冊が、この「外国人の大疑問」。あるマンガ家が日本語学校の学生達との会話の中で気付いたこと、発見したことなどをコミックエッセイ風に仕上げたものです。1000円
A「誤解される日本人ー外国人がとまどう41の疑問」
1155円
●なぜ日本人は相手の目を見ない?
●なぜ日本人はYESとばかり言う?
●なぜ日本人はメイビーが好き?
●なぜ日本人は謝ってばかりいる?
第2章・・・プライド高き日本人
●なぜ日本人の演説はわかりにくい?
●なぜ日本人はいつもにやにやしている?
●なぜ日本人は明快に表現しないの?
テーマ: 外国語