波動カウンセリング(1)
いまさらですが、物理学でいうところの「波動」とは、ウィキペディアによると「何らかの物理量の周期的変化が空間方向に伝播する現象」ということになっています。身近では海の波、音波、電磁波などがあります。光も電磁波の一種です。
波を伝えるには媒質が必要ですが、海の波の媒質は海水、音波はもちろん空気です。電磁波や光の媒質はなんでしょうか? 電磁波は何もないとされる真空でも伝わりますので、物質が媒質ではありません。19世紀のころは電磁波や光の媒質として「エーテル」というものが仮定されていましたが、その後、マイケルソン・モーリーの実験ではエーテルの存在に関して否定的な結果となり、アインシュタイン相対性理論などではエーテルは存在しないものとされています。電磁波や光は、媒質が必要なく、空間そのものが振動しているということになりますが、空間は何もない箱ではなく、何らかのエネルギーが一杯詰まっているという説もあります。そういう意味ではエーテルというのはやっぱりあるのかもしれません。実際のところ電磁波、光、空間の正体は現代の科学、物理学では、すべて説明出来るようになったわけではありません。
光は電磁波で波動ですが、同時に粒子としても観測されます。粒子と波動の二重性と呼ばれていますが、光だけでなく、ずべての物質やエネルギーに二重性があると考えられています。物質だけでなく、人間の意識や想いなども波動であり、総じてこの世の中の全ては、波動で成り立っていると考えることが出来ます。
一般的な実感として、私たちが触れる物は確かな実体をもって感じることができますので、物に実体がないとは簡単には信じられないと思います。しかし科学の世界でも、万物の全てを構成する究極の素粒子があるとは考えられていません。物質は波動またはエネルギーの変化したものだと思われます。量子力学の世界では、波動としてあるものを、意識を持つ者が観測する時に実体化するというように考えられています。
私はこの物質世界はすべて波動で出来上がっており、一種のホログラム映像といっても間違ではないと思っています。昔の人はこの世界のことを「現世」(うつしよ、写し世)と言いましたが、このことを知っていたのではないでしょうか?
実体がないのであれば、その波動を変えることによってこの世界の現れを変化させることができるでしょう。
波動カウンセリングとは、MRAという機械で人間の波動を測定し、その人が抱えるさまざまな問題を特定するものです。そして更に、その波動の乱れを調整する波動を水に転写し、それを飲むことにより、人間の本来の能力や力が十分発揮できるようにするというカウンセリングです。その範囲は、病気などの体の問題、心の問題、人間関係、環境、運など多岐にわたり、ほとんどの事柄に有効なようです。
白鳥監督の著書の中で、白鳥監督が脳腫瘍を克服する中で、この波動カウンセリングというものを受けたということが書いてありました。妻がネットで波動カウンセリングについて調べたところ、ちょうどその説明会と体験会が6月に自宅のすぐ近くで行われるという情報があり、妻もそれに行ってみたいということで、私もいっしょにその説明会に行く事にしました。
私はこの世界の現れは波動が基になっているという理解はありましたが、その波動というものは、我々が現在広く使用している電磁波ではなく、この物質世界以上の波動だと思っています。それ故に、現代の科学では測定や調整は出来ず、その扱いは霊能力者などの特殊な能力をもった人しか出来ないだろうと思っていましたので、最初は科学的にそんなことができるのだろうかと疑問に思っていました。
しかし、波動カンセリングの説明会を聞いて、なるほどこれなら数の法則を使って科学的、数学的に測定や調整が出来るのかもしれないと思いました。
波動カウンセリング(2)に続く
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