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うなぎで大モメ 町長支持派が議会解散請求

 山梨県西桂町長選で当選後、石田寿一町長名義でうなぎが有権者に届けられた問題で、町長支持派の住民らでつくる「西桂維新の会」は3日、問題を追及してきた町議会のリコールを町選挙管理委員会に本請求した。

 一方、町長解職運動をしてきた「明るい西桂町を創る会」も5日、町長リコールを本請求する予定で、町長解職と町議会解散を問う住民投票が10月中に行われる見通しとなった。

 町選管によると、有効署名数は議会解散が1459人分、町長解職が1375人分。6月現在の有権者数は3721人で、いずれも住民投票の実施に必要な3分の1を超えた。

 議会が問題の特別調査委員会を設置し町長の辞職勧告決議を可決したことに対し、西桂維新の会は「うなぎ問題ばかり取り上げて町政を停滞させている」と批判、議会の解散を求めてきた。

 町議会は「議員は良識と正義のため、悪いことは悪いと信念を持って行動している」とのコメントを出した。

 昨年6月の初当選後、町長名義で有権者31人にうなぎが宅配された。町長は「妻が独自に贈った」と説明。県警は公選法違反の疑いで町長を任意聴取したが、現在まで立件していない。

[ 2012年9月3日 11:29 ]

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