秋元康氏が最高顧問　風雲児結集！“アラフォー女性誌”創刊「凄く刺激的」

　ＡＫＢ４８の総合プロデューサー秋元康氏（５４）、エイベックスの松浦勝人社長（４７）、幻冬舎の見城徹社長（６１）ら各界で“風雲児”と呼ばれるヒットメーカーが結集した出版社が誕生する。

　「美魔女」ブームの仕掛け人でファッション誌「美ＳＴＯＲＹ」の元編集長、山本由樹氏（５０）が立ち上げる「ｇｉｆｔ」（本社・東京都渋谷区）で、３日に設立。山本氏が代表取締役社長、見城氏が取締役会長、サイバーエージェントの藤田晋社長（３９）が取締役副会長に就任。見城氏ら経営陣の要請に、松浦氏が名誉会長、秋元氏が最高顧問という立場で協力することになった。

　同社は、来年４月１日に女性ファッション誌「ＤＲＥＳＳ」を創刊。来月末に都内で発表会を開く。各界のヒットメーカー５人とも出席し、苦境にあえぐ雑誌界に新風を巻き起こす覚悟だ。

　山本氏は、年齢を超えた美しさを持つ女性を「美魔女」と名付け、２０１０年から「国民的美魔女コンテスト」を開催。アラフォー世代の女性の生き方を変え、社会現象となった。新雑誌では「独身アラフォー女性をメーンターゲットに、恋する妻たちも巻き込んだ大人の恋愛雑誌にしたい」と山本氏。創刊のキャッチフレーズは「４０代の恋、解禁！」になる。

　新雑誌で生み出すコアなムーブメントを、芸能界、ＩＴ業界などのヒットメーカーたちと連携することで拡大させ、幅広い事業につなげていくのが狙い。藤田氏は「このメンバーでビジネスができることは凄く刺激的」と言い、見城氏も「この挑戦が出版界の未来を開くことになれば」と話している。