富岡消防署員が飲酒運転 罰金30万円、停職6カ月
双葉地方広域市町村圏組合消防本部は31日、道交法違反(酒気帯び運転)でいわき簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた富岡消防署勤務の男性消防士(21)を停職6カ月の懲戒処分、富岡消防署長を管理監督不適正の戒告処分にしたと発表した。
同消防本部によると、男性消防士は5月23日午後10時ごろから24日午前0時ごろにかけて福島県いわき市平の飲食店で飲酒した。代行運転を頼み、路上駐車していた車を駐車場まで約50メートル運転したという。その直後の同日午前1時ごろ、いわき中央署の警察官から職務質問を受け、呼気から1リットル当たり0.3ミリグラムのアルコールが検出された。いわき簡裁が7月12日に略式命令を下した。
男性消防士は平成23年4月に採用され、いわき市で避難生活を送っていた。富岡消防署は現在、楢葉町の富岡消防署楢葉分署内に置かれている。
消防本部は7月25日と8月21日に懲罰審査会を開いて処分を決定し、31日の双葉地方広域市町村圏組合議会で報告した。
( カテゴリー:主要 )